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2020年8月9日日曜日

ボトルから香る野草103種のハーモニー・80 "YASO " 103 GIN





既にこのボトルがその香りを描いていた。

それはまさに、「飲む香水」。

合計103種の自然素材の複雑かつエレガントなハーモニー。

Cette bouteille avait déjà exprimé le parfum.

C'est juste comme ... "Parfum buvable".

 Une harmonie complexe et élégante d'un total de 103 matériaux naturels.





新潟県上越地方に自生する良質なよもぎを主とした80種類の原材料を、1年かけてじっくりと陶器のかめで発酵・熟成させたのちに作られた蒸留酒<80YASO)スピリッツ>。

これに、ジュニパーベリー・ジンセンベリー・日本ヤマニンジン葉・クローブなどの23種類のボタニカル(草根木皮)を加え、蒸留して作られたお酒<80YASO)ジン>。

2020年限定のオリジナルブレンド。

以上、YASO公式サイトより

https://yaso80gin.jp


インスタグラムアカウントは

@80gin_ 



越後薬草のこの製品を知ったとき、もうこれは素晴らしい香りに違いないと確信し、届くのを楽しみにしていた。蓋を開けて感じる柔らかな爽快感。複雑だからこそ深くエレガント。単調な強さとは対極にある繊細な余韻。ロックでも炭酸割でも素晴らしいが、ライムや西瓜をそえて残暑を楽しむのもよい。




…écrit par SAWAROMA




2018年8月13日月曜日

「ハバナ」の回想 ~HABANA TOBACCO / LOCHERBER~




ハバナ。記憶の奥底から何かに呼ばれた。訪れたことはないが、この地名の響きはかつて私の感覚に確かに触れていた。回想を辿る。まずは映画のタイトル。「HAVANA」(1990 by Sydney Irwin Pollack)。ロバート・レッドフォード扮するジャックの短くも熱い恋。彼はダイキリ(ラム、ライム、砂糖で作られるカクテル)が好きだった。さらに遡ると一つの音楽を思い起こす。1981年にリリースされたアルバム「Reflections」(by Akira Terao)の第一曲目、「HABANA EXPRESS」。~煙草をくわえて窓を上げたら~で始まる歌詞。


煙草、タバコ。中国語では香煙ともいうらしい。20代の一時期、フレグランスの香調タバックタイプを探る中で色々なタバコを試したことがあった。タバコというものがワインのように香りを楽しむ嗜好品の一つなのだと本当に実感したのは30代、仕事で滞在していたホテルの支配人から葉巻を紹介されたとき。そのホテルのフロントロビーにはいつも微かに甘くスモーキーな残り香が漂い、冬の寒い時期は視界に入る暖炉の炎と共にチェックインする私を温めてくれた。最高品質の葉巻で世界的に有名なのもハバナである。


熱い想い、軽快なリズム、甘く温かくスモーキーな余韻

記憶の中から浮かぶフレーズが香りにどう繋がるのか。

HABANA TOBACCO という名のルームフレグランス。


ロッケルベル ブランド情報/ 株式会社 大同

http://www.daido-corp.co.jp/product/detail27.html


LOCHERBER MILANO

http://www.locherbermilano.com/home/?lang=it





Il colore dell'etichetta è marrone sigaro.

日本ではこの夏の終わり、830日に発売されるという。ディフューザーのラベルの色は柔らかな葉巻ブラウン。ルームスプレーもサシェもセンティッドカードもこの色。










早速トライアルスプレーで香りをくゆらせてみる。炎に温められたようなスパイシー感が複雑な芳醇さに包まれる。あの暖炉のあるロビーを思い起こす。次第にスモーキーな余韻とともに柔らかな甘さが残る。この香りがほのかに漂う中で読書や、あるいはラムを味わう秋の夜長が待ち遠しい。



情報提供

株式会社 大同

http://www.daido-corp.co.jp



東京にて、sawaroma より。


2017年11月27日月曜日

ルイボスと枸杞のお茶に癒されて・ Thés chrisTine daTTner


Ma condition se rétablira avec l'odeur de ce thé. J'ai le nez qui coule.

このティーの香りの湯気で

喉や鼻が少し楽になりました。

Le goji ou baie de goji est le nom  de la baie du lyciet , 枸杞 (クコ).



Thés chrisTine daTTner

https://christinedattner.com



私の今日の体調のせいかもしれませんが、このお茶の湯気の匂いがひときわ心地よく、くしゃみ鼻水で元気のない鼻が少し楽になってきました。味もなんとなく、これまでに体験したルイボスティーの中で一番美味しく感じます。枸杞(クコ)の実を中心とするブレンドの香り効果でしょうか?


これまで、クコ、といえばちょっと非日常感の香り、元気が出そうなほのかな甘み、といった感じであまり意識に留まってはいませんでしたがそう言えば昨秋も、お馴染みRECOVERRさん(当時は富ヶ谷、現在は赤坂)が、「サンブーカで何かカクテルを」とお願いした疲れ切った私に、クコの実を入れて素敵な味わいにしてくださったのでした。




日毎寒くなる11月、ついつい予定を入れすぎていたら疲れたのか冷えたのか週末から不調でした。明日から元気になりますように。




東京にて、sawaroma より。

écrit par SAWAROMA à Tokyo.



2014年8月26日火曜日

緑の中のロダン館・静岡県立美術館

JR草薙駅から、静鉄バスで約6分。
緑の木立の奥深くにありました。

静岡県立美術館




中庭。光と緑と石のハーモニー。




目的は現在開催中の、アニマルワールド 〜9月7日まででした。

石田幽汀の『群鶴図扉風』は近くで眺めると繊細な鶴の表情、柔軟な筋肉の優雅さに惚れ惚れとし、遠くから眺めると、まるで鶴たちが動いているかのような錯覚。

……以降多様な描写によるいきものたちにすっかり心なごみ、
続いてさまざまな風景画に風や水の音を感じ…


ロダン館 へ。彫刻を鑑賞するための空間。





作品については、ロダン館Webサイトに詳しい説明がありますが
この空間でリアルに鑑賞して少なからずの衝撃を受けてから読むと
より深く感じられると思います。

人の筋肉から感じられる精神性。
バルザックの表情は一度眺めたら忘れられません。
『考える人』の全身の筋肉。

ロダンは当時としては前衛的だったようですが
コチラに記された内容

大切なのは巨匠の作品を模倣することではなく、巨匠のような視点をもって実直に対象を観察することであるとロダンは考えていた。


には、私もまさにそのとおりと感じます。
バレエ・リュスで『牧神の午後』の振付を行ったニジンスキーを支持したり
ボードレールの『悪の華』の表紙に挿絵を描いたりしたロダン。



カフェ・ロダン
からの空と水面。晩夏の光と湿度とそよ風と。





四季折々の色に囲まれて
訪れるたびに
新たな色や形を発見できる喜びは
このような美術館にあるのでしょう。

2014年2月10日月曜日

触覚には冷たくても、嗅覚には暖かな体験


東京に雪がふる数日前のこと。
その日も
グレイッシュブルーの空から冷たい風。

すこし遠出した海沿いの場所で
キャンドルライトと共に。


赤ワインにカシスリキュールと
ベルモットの香りほんのり
ジンジャーエール割り。
シナモンスティックとオレンジのスライスからは
スパイシーで暖かな香りがジワジワと。

舌先で感じた雪のような冷たさは
ゆっくりと時間をかけて
暖かな香りにつつまれながら
身体の中に溶け込んでいきました。



その後
冷風の舞うこんな道も歩きましたが
あの、じんわりとした芳醇なる余韻で
気持ちよく通り過ぎてしまいました。

空気はまだまだ冷たくとも
春待つ心は熱く。

2012年5月13日日曜日

ブレンドの楽しさ・足し算ではなく掛け算の面白さ

アロマセラピストは、ケースバイケースで人に心地よい香りを提供することを求められます。ちょっと極端な比喩かもしれませんが、調香師が、作品として一人歩きできるようなフレグランスを創造するいわば「服飾デザイナー」的な役割を担っているとするならば、アロマセラピストが担うのは、その時その場でその人に満足感をライブで提供する「料理人」的な役割ではないかと感じています。

かつて私がリゾートホテルのアロマテラピーサロンを監修し、アロマトリートメントのメニューを考案した際も、レストランのメニュー同様に、いかに空間・接客・感覚(香り)体験の順序をスマートに提供できるかということを大切にしました。

人の好みは様々です。複雑です。
誰しもが、ラヴェンダーやローズマリーそれぞれの単一の香りのどれかに心地良さを感じるわけではありません。料理でも同じ。素材そのままストレートで食べるのは抵抗があっても調理によっては美味しいと思っていただける…
香りのブレンド、すなわち香料(精油など)を複数種混ぜ合わせる意味はここにあります。

ブレンド、といってもいきなりたくさんの種類を混ぜてみてもきっと納得できるような結果にはならないでしょう。まずは2種類を等量ずつ混ぜ合わせてその香りが単一のときとどう変わったかを嗅覚で確認していく経験から始めると発見も多く、楽しいです。単一の香料でも濃度によっても香り方はかなり異なってきます。

これまで大学や専門学校で私が行ってきた香りの講義中、香り初心者の学生に紹介したルームフレグランスのうち、等量ずつ2種類ブレンドを2%前後の希釈でつくったものとして例えば…

ラヴェンダー × ローズマリー
ジュニパーベリー × ゼラニウム
カモミールローマン × イランイラン
ネロリ × ローズオットー


上記はいずれもそれぞれ単一香料のみのときよりも多くの学生に好感をもって受け入れられました。まったく別の香りに変わった、とか、どちらか一方の香りを強く感じる、など単なる足し算ではなく掛け算としてのブレンドの可能性を感じてくれるようでした。

まずはこんな実験から。ブレンドの楽しさを感じつつ、香りで日々を快適に過ごしていただきたいと思います。

精油とはちがいますが、同じく芳香(アロマ)が命のコーヒーに関連して
UCC もっとこだわってコーヒーを飲みたい ブレンドについて もブレンドの意味を考える上で参考になるでしょう。


2012年4月4日水曜日

どこか懐かしい・オランジーナ

遠い記憶の中にあったような
パッケージ。名前の響き。
オランジーナ。


パリにいたときによく見かけた
オレンジにブルーの帯。
このペットボトルとは違うかたちのボトルだったけれど。

シュワッと爽やかな酸味+甘味+苦味。
オレンジ+レモン+マンダリンオレンジ+グレープフルーツ…
そしてオレンジピールも加えたブレンドのおかげかも。

どこか懐かしいのは
パッケージヴィジュアルだけではなくて
ただ甘いだけではない柑橘本来の酸味や苦味もちゃんとあるところ。
「つらいこともある、だからかすめるような甘みが引き立つね…」

この春から日本でも販売されるようになって
そのCMに笑ってしまいました。
あの映画と結びつくなんて。
俳優がリチャード・ギアだなんて。
その情報も含めたウェブサイトはコチラ



2011年8月23日火曜日

時間差で楽しむジンジャーの刺激・ウィルキンソン ドライコーラ

辛口のコーラ、しかも私の大好きなジンジャーの香りが効いたドライコーラが発売されるときき、楽しみにしていた。

普段からミネラルウォーターや緑茶、烏龍茶以外は、スポーツ飲料含めて清涼飲料水をほとんど飲まない理由はその甘さ。甘過ぎることが苦痛。スポーツ飲料もコカコーラも一口目は香りとともに爽快に感じるが、多くは飲めない。

先週発売されたそのウィルキンソン ドライコーラを今日入手。

見た目はコカコーラともペプシともほとんど変わらない。飲む前に鼻を近づけると、そこから揮発してくるものに加速度的に刺激される。「これは面白い」と思い一口。まずコカコーラのような爽快な香りとともに程よい甘味。舌の上でパチパチとはじける力強い炭酸の刺激。「意外にマイルドで爽やか~」と思っていたら、後から時間差でジワーッと追ってくるジンジャーの辛味。まさに昨晩ジンジャー入りスープを食べたあとの感覚とそっくり。

グラスに1杯、およそ200ccくらいをゆっくりと楽しめた。飲んだあとも炭酸とジンジャーの辛味のせいか、幾分身体の中がふわっとしてくる。これはアルコールは飲めないけれど爽快な刺激がほしいという大人向けかも。生姜の辛味が苦手でない方には面白い刺激になりそうで、ある意味、これはこれで炭酸とコーラとジンジャーと甘味がほどよく調合されたカクテルとも言えそう。

ウィルキンソンについて調べて驚く。100年以上の歴史、英国人が発見した兵庫県の炭酸水…など知らなかったことばかり。「ウィルキンソン・100年タンサン 」には、カクテル好きの方にも楽しめる情報が満載。




2011年8月9日火曜日

コアントロー ~ オレンジ果皮 ~ キュラソー島

カクテル「ホワイト・レディ」に使われるリキュールのことで質問を受けた。ベースはジン、そしてリキュールはホワイト・キュラソーと呼ばれるオレンジの香りが活かされたリキュールが使われる。代表的なホワイト・キュラソーとして1849年創業フランスの「コワントロー」が挙げられる。

あれは…私が専門学校のフレーバー&フレグランスコースの学生にアロマテラピーの授業を提供するようになって2年目のこと、オレンジの果皮の精油の香りについて解説する際、

「オレンジの香り、といえばコアントロー、知っている人いますか?」

と聞いたところ、さすが香りの専門コースを目指してくるような学生の集まりだけあって、眼を輝かせながら反応した数名がいたことを今も思い起こす。

COINTREAU (コワントロー)のサイト中、HERITAGE SECRET
をご覧いただくと、簡潔な英語によりその豊かな香りの秘密を知ることができる。香りの主原料は、ビターオレンジとスイートオレンジの果皮。これらをこだわりの方法により蒸留している。画面の周囲に白い花が見られるが、これはオレンジフラワーではないだろうか。想像するに、この花のエッセンスも使用されていると見た。ビターオレンジの花から得られる香料、ネロリの面影が、どことなく「ホワイト・レディ」の余韻から漂う清楚なイメージと重なる。

「ホワイト・レディ」を口にするということは、ジンからはほのかにジュニパー・ベリーの香り、ホワイト・キュラソーからはオレンジの香り、レモンジュースからはレモン…とこれだけのハーモニーを堪能するということになる。
奥深い。

さて、キュラソー。この名称の由来を知らない私は、もしかしたらこれは世界のどこかの地名ではないかと感じ、「キュラソー・ 地名」と二つの言葉で同時検索してみた。やはり。そこで発見したのは「キュラソー島」。カリブ海南部、南アメリカ北東部、ベネズエラの北方の島だった。この島の産物であるオレンジの果皮がリキュールの香りに使用されたことから、島の名前がつけられたらしい。

この辺りの島々は、大航海時代の覇者、スペインやポルトガルに発見され支配された時期を持つところも多いことを思い起こす。「キュラソー」という言葉もきっとそのあたりに端を発するのだろう。

「コアントロー」自体は創始者の名前であった。「キュラソー」は地名。このところ、魅力的な味や香りのルーツをたどると世界地理の視野が拡がって楽しい。



2011年8月7日日曜日

晩夏に癒された乳白色のカクテル・ホワイトレディ


晩夏の気配。

初めて「ホワイトレディ」を口にしたのは夏の終わり頃だった。
特にカクテルに詳しくもなかった私は、ジンベースで爽やかな香りのものを、と探し、ネーミングの響きでこれを選んだような記憶がある。

乾いたジンの刺激が柑橘の清涼感と甘さとで程よく柔らかくまとまり、夏の疲れをほどいてくれた。誰かと待ち合わせをしていて早く着いてしまったときもよくこれをオーダーした。

ジンとホワイトキュラソーとレモンジュースでつくられるこの「ホワイトレディ」のベースがブランデーになると、名前が「サイドカー」になる。こちらも好きなカクテルの一つ。個人的に「サイドカー」は秋から冬にかけてオーダーすることが多かった。

お酒は量より質、と感じはじめた時期に出会ったカクテルの数々は、ゆっくと香りをたのしみながら過ごす時間の大切さも教えてくれたと回想。



2011年7月2日土曜日

黄昏の香り・レモングラス&ラヴェンダー

昨夜ヨコハマにて、もうすぐ開演のジャズライヴを待ちながら選んだカクテルの名前は「ノクターン」。レモングラスとラヴェンダーの香り、という文字に魅かれて。

透明に近いピンク。ストローの横に一本、レモングラスの葉。一口…じんわり拡がるレモングラスの香りと炭酸の刺激。喉を通り過ぎていくかというときにふんわり、かすかにラヴェンダーの香り。

レモングラスのスパイシーでワイルドなシトラス調の香りに、夕暮れ時の空気を感じていました。続いてこれから夜…深くなる闇へ、穏やかな眠りの夜へ、という余韻を甘く柔らかなラヴェンダーの香りに感じた私は、「黄昏」という言葉をイメージできました。

私は、音楽を五感を研ぎ澄ませて身体で聴きたいので、あえてアルコールは選ばずこのカクテルもノン・アルコール。

実はライヴ会場に入る前、自宅から横浜までの約1時間の行路の疲れを癒し、くつろぐために、近くのバルコニーでワインを楽しんでいました。海を眺めながらちょっとぼおっとしたひととき。そんなときは少しのアルコールが貴重。

余計なことをあれこれ考えないフラットな脳へとリセットしてからは、香りも音楽も身体の中に染み込んでいくような心地良さ。数時間の旅。

"Motion Blue yokohama" (横浜赤レンガ倉庫2号館3F)にて
"Akiko Grace Trio Collective" を聴きながら。





2011年4月16日土曜日

モヒートは夏の香り・ミント&ライムのベースはラム

ミントつながりで思い起こしたカクテル、モヒート。
初めていただいたのは夏の夕暮れでした。
暑さに疲れた身体に束の間の涼風を送ってくれたこのカクテルは、キューバが発祥。サトウキビを原料とする蒸留酒、ラムをベースとしています。

ミントの葉とフレッシュライムジュースにシロップを加え、軽くすりつぶしてからラムとソーダ水を注いでステア(かき混ぜる)して作られます。淡いグリーンカラーが涼感をプラス。

ミントは、ペパーミントあるいはスペアミント。ピリッとメントールの効いたペパーミントよりもマイルドな香りのスペアミントが使われることも多いようです。私が見たことのあるバーテンダーさんはスペアミントを使用されていました。どちらもそれなりに美味しいのではないかと思いますし、ペパー&スペアのブレンドも試してみたい気分になります。ミントの葉をつぶすときにあまり強い力をかけてしまうと苦味エグミも出てしまうので要注意、とはいうもののワイルドに飲みたい人はそんなことなどお構いなしなのかもしれません。パイレーツが好んだという話も聞いたことがありますし。

ミントと共に欠かせないのがライム。緑のみずみずしさにクールな青い風がそよぐようなイメージを彷彿とさせます。ベースのラムも香り高くアルコール度数も高く…一陣の風とともに身体に染み渡るスピリットのあたたかさが、夏の身体を癒してくれそうです。

3年前の夏、このモヒートにインスピレーションを得て商品開発された美味しいソフトドリンクがありました。その名は「水出しミント ジュレップソーダ」。
キリンの「世界のキッチンから」シリーズのひとつ。期間限定でしたからその期間中は何度も買って美味しくいただきました。モヒートのレシピ通りではありませんが、盛夏真っ只中、アルコールの飲めない人にもモヒートの雰囲気を味わえるように工夫された飲み物でした。

この飲み物が発売された2008年夏の車内広告をこちら「世界のキッチンから・これまでの広告」の中でご覧いただくことができます。淡いグリーンの涼し気なカラーの広告はこの商品のみです。