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2020年10月24日土曜日

秋のSALON DE PARFUM・今年も開催





香水瓶のあるシーン。

昨秋の伊勢丹サロンドパルファンより。

Flacons de parfum, d'une scène de "ISETAN Salon de Parfum" l'automne dernier.





そして今年も。

伊勢丹新宿店での11/410を皮切りに、

全国の三越伊勢丹グループにて開催されます。

https://www.mistore.jp/shopping/feature/women_f2/cosme_sdp_w.html



昨年から加わったブランドの一つが

フレデリック マル。




写真のフレグランス、

ROSE & CUIR

(薔薇と革)。

2019年発売。



昨年の新作と言えばこちらも。




KIMONO KAZE Eau de Parfum / 

Miya Shinma

http://sawaroma.blogspot.com/2019/10/kimono-kaze-eau-de-parfum-miya-shinma.html?m=0

昨年は、パリから来日された新間美也さんとも

ご一緒できました。



今年は、クリスチャン ルブタンの新作も

華やかに先行発売されるようです。

https://www.fashion-press.net/news/65965



ずっと気になっていたあの香り、

ボトルを見て記憶に刻まれていたブランド

この機会に改めて探求したいものです。




…écrit par SAWAROMA







2020年10月9日金曜日

香りの専門誌『PARFUM』秋号(No.195)発刊




La dernière édition dePARFUM(No.195).

香りの専門誌『PARFUM』秋号発刊です。





特集「今!を生きるオーラのある香り。」

のページでは、

ニナ リッチ ニナ ローズ、

メゾンレクシア ヴァーダント、

キリアン エンジェルズ シェア 等

新作含む7点が紹介されています。






「香り立つ女優」では 

フランスを代表する女優のひとり、

イザベル・アジャーニの横顔。


BOOKS」では

読書の秋にふさわしく

じっくり楽しめる文庫の新刊2

『黒王妃』と『マカロンはマカロン』、

名著紹介の2冊は

『蜜蜂の生活』と

『シュール・ルナール博物誌』。


そしてその隣のページには

パリ在住調香師、新間美也さんの連載

「香水・パリ・エレガンス」。

パリのグラン・パレで開催されていた

ポンペイ展での鑑賞録。



1972年創刊『PARFUM』は

香粧品文化の情報誌。

編集長は、香水評論家の平田幸子氏。

私も編集メンバーの一人です。

C'est le magazine d'information sur le culture des produits parfumés, sa première publication en 1972. La rédactrice en chef est Madame Sachiko HIRATA qui est critique de parfum.Et je suis une des rédacteurs de ce magazine. PARFUM est le magazine trimestriel sur un système d'abonnement pour un an.


香りの専門誌『PARFUM』は

定期(1年毎)講読制の季刊誌です。

全国の読者に年4回お届けしています。

詳しくはこちらでご案内しております。

http://parfum-specialist.com/regular/



さて来たる1025日日曜日の午後、

フレグランススペシャリスト、地引由美さま主催

 コゼット パフュメにおいて、

PARFUM』2020年秋号をテーマに

平田幸子編集長と私が新作香水をご紹介

しながらお話いたします。

zoomによるオンライン視聴参加も可能です。

詳しくはこちらを是非どうぞ。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/annonce-la-causette-parfumee-vol-40.html




…écrit par SAWAROMA




2020年1月30日木曜日

中野香織著『「イノベーター」で読むアパレル全史 』から香る、自由を求める不屈の軌跡





白地に潔く黒の文字が記された表紙。本体は赤の扉で始まります。アパレル全史、まずはこのフレーズだけでも興味深いのに、「イノベーター」で読む、とのこと。益々響きます。著者は服飾史家の中野香織氏 http://www.kaori-nakano.com 。発刊を心待ちにしておりました。





https://www.njg.co.jp/book/9784534057525/



生地や皮革で作られた服だけではなく、バッグ、靴、香水、宝飾品を含む人間の外見を作る装備すべてを「アパレル」と定義した上で、その歴史を作り上げてきたイノベーター(変革者)56名が紹介されています。



なぜ「アパレル」という言葉が選ばれたのでしょうか? 「ファッション」や「モード」よりも具体的に、ビジネスとしての産業分野を示せるからのようです。詳しくは冒頭で著者により提示された関連用語の定義を読むと明快です。



第一章は

「現代につながるファッションビジネスの起点を探すと、1858年にいきあたる。」

という文から始まります。タイトルの「アパレル全史」という表現が腑に落ちました。



最初に紹介されるイノベーターがオートクチュールの始祖にして元祖スターデザイナーのチャールズ・フレデリック・ワース。フランス名はシャルル・フレデリック・ウォルト、と言えば香水ファンにはあの名香が思い出されるのではないでしょうか。私も保有しております。

JE REVIENS par WORTH en 1932

http://sawaroma.blogspot.com/2015/08/je-reviens-par-worth-en-1932.html?m=0



デザイナー、クリエイター、ブランド、経営者、エディター等の名前が8章に渡り並んでいます。既に知っていたつもりでも、著者が鋭い切り口で捉えた「イノベーター」としてのプロフィールに新鮮な好奇心をくすぐられ、夢中で一読してしまいます。


そして125日。中野香織氏がゲスト講師のセミナーを拝聴しました。テーマはまさにこの本。

フレグランススペシャリストの地引由美氏主催による 『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』第31回です。当日は満席。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/rapport-lacausetteparfumeevol-31.html



改めて、何度も読み直したくなりました。それぞれの時代を映す人の装いとふるまいの背景には、あらゆる偏見、差別や格差をも乗り越え、人間がより自由に生きようとする情熱的な模索のプロセスを感じさせられます。



écrit par SAWAROMA



2020年1月14日火曜日

Leonard da Vinci 没後500年 「夢の実現」展・ 未完に秘められた可能性を探る





レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年目を記念した『ダ・ヴィンチ没後500 「夢の実現」』展が東京造形大学主催により、代官山ヒルサイドフォーラムで開催(202015日から126日まで・入場無料)。ダ・ヴィンチの絵画、彫刻、建築、工学系発明品等の未完作品約30点が、最新の研究や技術を駆使して復元展示されています。

http://leonardo500.jp






L'Université de Tokyo Zokei a organisé et fait une exposition “ 500 ans après la mort de Da Vinci  ‘Réalisation des rêves’ “ au Daikanyama Hillside Forum,  (du 5  jusqu’au 26 janvier 2020). Dans cette exposition, environ 30 d'œuvres inachevées de peintures, sculptures, architecture, inventions d'ingénierie de da Vinci sont restaurées et exposées à l'aide des dernières recherches et technologies.










本展覧会の監修者であるダ・ヴィンチ研究の第一人者、池上英洋氏(東京造形大学教授)と7名の指導教員のもと、同大学生、大学院生、卒業生ら約100名によって進められてきたという復元作業。常に新たな問題を発見しては探求しないではいられなかったレオナルドの、未完のチャレンジに秘められた可能性を実感できるプロジェクトなのです。



池上英洋氏(2020.1.8 )


他界してなお、500年も後世の人間を魅了し続けるレオナルド。かつて私が興味深い読後感を感じた一冊を思い起こしました。その本を紹介したのがこちらの記事です。


探求者67年の物語・『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き』

http://sawaroma.blogspot.com/2016/08/67.html?m=0



上記の記事で触れている、レオナルドが興味を示した香りについては、こちらの記事にて紹介していました。


オレンジ花の清楚な白・ネロリ

http://sawaroma.blogspot.com/2010/11/blog-post.html




最後に、池上英洋氏の著書を紹介しながら記した記事を挙げておきたいと思います。

http://sawaroma.blogspot.com/2016/02/monuments-men.html?m=0




…écrit par SAWAROMA



2019年12月26日木曜日

香りの専門誌『PARFUM』No.192(冬号)発刊





香りの専門誌『PARFUM(No.192)冬号発刊です。

La dernière édition dePARFUM(Numéro 192).








1222(日曜日)午後開催の『ラコゼットパフュ

メ』http://lacausetteparfumee.com/ では、こちらの最新刊冬号をテーマに平田編集長と私がお話しながら様々なフレグランスをご紹介いたしました。

À "La Causette Pafumée"  le 22 décembre 2019 (dimanche)après-midi ,  nous avons présenté divers parfums en discutant avec le rédactrice en chef Hirata et moi-même sur le thème du nouveau numéro.




冒頭に地引由美さまより、

資生堂 令和元年記念 香水・白粉(12/1発売)

が紹介されました。


続いて、6種類の香りが以下の順に紹介されました。先ずは香水名やブランド名を伏せてのブラインド鑑賞を行った上で、平田編集長の解説を聴くという形式です。


1. ミキモト オード パルファム  

(2020年1月25日発売)

2. ゲラン シャリマー スフル ドランジェ

(12/1発売)

3. ツィリー ドゥ エルメス オー ポワヴレ

(8/30発売)

4. ラリック アンクルノワール エクストレーム

(11/15発売)

5. エラケイ オカバンゴの水面

(2020年2月19日発売)

6. エルメティカ ソース1

(10/20発売)






1972年創刊『PARFUM』は香粧品文化の情報誌。編集長は、香水評論家の平田幸子氏。私も編集メンバーの一人です。174号からは電子本も発行。

C'est le magazine d'information sur le culture des produits parfumés,sa première publication en 1972. La rédactrice en chef est Madame Sachiko HIRATA qui est critique de parfum.Moi,je suis une des rédacteurs de ce magazine. À partir de N°174,son E-book a été publié aussi.



香りの専門誌『PARFUM』は定期(1年毎)講読制の季刊誌です。全国の読者に年4回お届けしています。詳しくはこちらをご覧ください。

http://parfum-specialist.com/regular/




追記:


1222日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第30回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-30.html


106日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第27回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25-2.html


623日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第25回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25.html


324日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第22回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-22.html




…écrit par SAWAROMA






2019年10月7日月曜日

香りの専門誌『PARFUM』編集長と語る秋の注目フレグランス・『ラ コゼット パフュメ』第27回





新作含むフレグランス6点、この秋おすすめのヴァリエーション豊かな香りをご紹介しながら自由に語り合うひととき…フレグランススペシャリスト、地引由美氏主催による香りのおしゃべり会『ラ コゼット パフュメ』

http://lacausetteparfumee.com/kaori/?id=list 27回(2019.10.6)では、

香りの専門誌『PARFUM』秋号をテーマに平田幸子編集長と私が講師をつとめました。


La causette parfumée  

http://lacausetteparfumee.com

a eu lieu hier à Maison franco - japonaise.

https://www.mfjtokyo.or.jp

Madame Sachiko HIRATA ,chef du magazine de parfum «PARFUM»

http://parfum-specialist.com

 et moi parlaient sur des parfums pour cet automne inclus les nouveaux produits.




まずは前半の4種を。



瑞々しいせせらぎを眺めているような寛ぎを感じさせる『台湾茶香水』(写真右端)。最初の香りは地引氏よりご紹介されました。先月末にオープンしたコレド室町にて販売されているそうです。

https://www.panseven.com/?locale=zh-hant



続いて2番目は、『パルファン  サトリ ブラックピオニー  オードパルファン』https://parfum-satori.com/?pid=16754498 。二十代前半の男性参加者にも好評でした。PARFUM』秋号誌上「ドラマな香りと生きる!」の7種の一つとして掲載されています。



3番目は、暗号コードのようにロゴが見え隠れするヴィジュアルが印象的な『ヨウジヤマモト  ディーエヌエーコレクション  MODE ZERO モードゼロ オードパルファム』

https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/g/gHA-R26-934-1-02/ 。

香水通の方々や調香のプロの方も独特な世界観を感じられたようです。


そして写真左端の4番目は『グタール エトワール ドゥヌ ニュイ オードパルファム』(2019,10,30 数量限定発売)。ボトルに添えられたスカーフさながらに柔らかな温もり、優美な笑顔を想起させます。ドゥヌ ニュイ(dune nuit)とは、(of a night)、すなわち「ある(特別な)夜の」。ある男性参加者は、彼女に纏って欲しい香り、とのご感想。




後半の2種はこちら。




右端の赤いボトル『キリアン  ローリング イン ラブ オードパルファム』(2019,10,11 発売)

https://meeco.mistore.jp/meeco/product/7780900000000000000001181488.html

が5番目の香り。その華やかな香り立ち、官能的な深い奥行きを描きながらも上品な余韻は、性別問わず参加者の纏ってみたくなる気持ちを掻き立てていたようです。



中央にあるのは、同じくキリアンから2012年デビューの『グッド ガール ゴーン バット オード パルファム』ボトルとそのケースであるクラッチのようなコフレボックスです。



6番目の香りとして、左端の『ヴァルモン  ストーリエヴェネツィアン  ブルーコバルト Ⅰ  パルファン

https://www.lamaisonvalmont.com/jp/jp/blu-cobalto-i-2624.html

が紹介されました。そのユニークな香料の組み合わせとハーモニーはかなりのインパクトを持って受け入れられた様子。50mL容量の革張りのボトルは、大学でインダストリアルデザインを専攻されている参加者に好評でした。



いずれも、まずは参加者が香りのみをブラインドで観賞し印象をメモする時間を経て編集長が解説。名前やブランド名、ボトルデザインといった情報の影響を受けない感じ方に向き合うと新鮮な発見があるようです。




香りの専門誌『PARFUM』秋号

http://sawaroma.blogspot.com/2019/09/parfumno191.html




最後に参加者みなさまそれぞれの感じ方を拝聴しながら、こうしたそれぞれ自由な感覚の世界にゆったりと浸る時間の大切さと有難さを再認識しました。見えないものを見えるように、言葉で表現する面白さ、楽しさを通じて、その時ごとに自身に似合う香りを見つけていただけたら幸いです。



ラ コゼット パフュメのウェブサイトに

当日のレポートが公開されています。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25-2.html



écrit par SAWAROMA






2019年9月28日土曜日

香りの専門誌『PARFUM』No.191 (秋号)発刊





香りの専門誌『PARFUM』(No.191)秋号発刊です。

La dernière édition dePARFUM》(Numéro 191).






来たる106日(日曜日)午後開催の『ラコゼットパフュメ』http://lacausetteparfumee.com/ では、こちらの最新刊秋号をテーマに平田編集長と私がお話しながら様々なフレグランスをご紹介いたします。

À "La Causette Pafumée"  le 6 octobre 2019 (dimanche)après-midi ,  nous présenterons divers parfums en discutant avec le rédactrice en chef Hirata et moi-même sur le thème du nouveau numéro.



『芸術と香水・127』では、『ゲラン・ミツコ100年の時を経た新たな解釈』をクローズアップ。100周年記念ボトルと共に、懐かしいポスターヴィジュアルもご紹介しています。

À la pageLart et le parfum127présente Guerlain Mitsuko ,la nouvelle interprétation après 100 ans . En plus du flacon du 100e anniversaire,on peut voir également des visuels daffiche nostalgique. 



1972年創刊『PARFUM』は香粧品文化の情報誌。編集長は、香水評論家の平田幸子氏。私も編集メンバーの一人です。174号からは電子本も発行。

C'est le magazine d'information sur le culture des produits parfumés,sa première publication en 1972. La rédactrice en chef est Madame Sachiko HIRATA qui est critique de parfum.Moi,je suis une des rédacteurs de ce magazine. À partir de N°174,son E-book a été publié aussi.



香りの専門誌『PARFUM』は定期(1年毎)講読制の季刊誌です。全国の読者に年4回お届けしています。詳しくはこちらをご覧ください。

http://parfum-specialist.com/regular/




追記:


623日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第25回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25.html


324日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第22回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-22.html




…écrit par SAWAROMA