香水の日 が生まれて5年目となる2014年。ブルーベル・ジャパン主催の「香水の日」プレスイベントに出席してまいりました。
今年のテーマは「香り、輝く」。
香水の原点である「ライフスタイルを美しく彩るもの」を強調。
薔薇をこよなく愛し、現代の形の香水を世に広めたと伝えられる
マリー・アントワネットをナビゲーターと設定されています。
これを受けての2014年フレグランス アンバサダーは
宝塚時代にマリー・アントワネットを演じられた花總まりさん。
コチラ にも記されているように、宝塚歌劇団100周年目にふさわしいキャスティング。艶やかなピンクのグラデーションが花びらのごとくふんわりとしたドレスにつつまれ、輝く笑顔の花總さん。
最初にご紹介されたのは
まさしく香水の日、来る10月1日発売予定の《À la rose Eau de parfum》。
メゾン・フランシス・クルジャンの香りです。
凛として繊細な気高さ。
グラース産センティフォリアローズのみずみずしい愛らしさが十分に生かされています。目を閉じると柔らかなピアノやヴァイオリンの音色が聴こえてきそうです。音楽を愛し、慣習にとらわれず自由な心を秘めていたマリー・アントワネットの精神性をも彷彿とさせる素敵な香りでした。
日本限定となるこの香り。
調香師、フランシス・クルジャン氏によるプレゼンテーション。
バレエのエトワールを目指していたこともある彼の立ち姿は
彼の創る香りさながらに凛としていました。
2004年とは
クルジャン氏がマリー・アントワネットの香りを再現する試みを行った年。
そのときの香水は実際にヴェルサイユ宮殿で2005年に限定販売されたそうですが、
このあたりの詳しいいきさつは
『調香師が語る香料植物の図鑑』p163にも記されています。
À la rose…それは、「バラを持つマリー・アントワネット」。
エリザベート = ルイーズ・ヴィジェ = ルブランの描いた肖像画のタイトルです。
10月1日。この気高い香りで多くの日本の方々が
華やかな気持ちにつつまれますように。
情報提供
ブルーベル・ジャパン株式会社
香水・化粧品事業本部
カフェデパルファム