2013年7月13日土曜日

香りのカタチ・ポーラミュージアムアネックスにて



7/5より8/4まで開催の展覧会
ハナハナのハナ
- 香りのカタチ -


期間中
是非鑑賞したいと思っています。

コンピュータや映像と様々な素材を組み合わせユニークな作品を発表している
アートユニット plaplax(プラプラックス)の展覧会。
センサーが香りの種類やその強さを感知し、それに合わせて投影された
色とりどりの花が変化する作品「hanahanahana」など
「香り」を視覚化した作品が展示されているそうです。

常に変化している「香り」の有機的な魅力が
どんなふうに表現されていることでしょう。

嗅覚で捉えるにおいを
生きた人間がどう感じるか。
厳密に言えば多様です。
その人間自体の自衛本能に加えて
生まれてからの体験記憶、
においと出会ったときの身体のコンデイション。
これらに左右されるからです。
これらを言葉やヴィジュアルで表現する課題を
大学で学生に講義の中で課してきた立場からすると、
においの感受は一様ではないけれど
傾向は見えてくるおもしろさがあります。
違う感受性と表現力をもった他人による
「においの視覚化」から何か
同じ人間として共感できる部分に出逢える瞬間も
微笑ましいものです。


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