大ヒット作品『最強のふたり』で主演の1人を演じたフランソワ・クリュゼと犬。このヴィジュアルに興味を持ちました。映画は、1匹の犬の声から始まります。
J'ai été intéressée par ce film de François Cluzet et le visuel du chien. Il commence avec la voix d'un chien.
再会の夏(原題: Le Collier Rouge)
シネスイッチ銀座にて1/23まで。
劇中重要な役割を果たす忠犬を演じたのは、2016年フランス国内で「一番美しいボースロン(フランス原産でドーベルマンの原種犬)」に選ばれたイェーガー君。
やはり、この犬に向けられる、フランソワ・クリュゼ演じるランティエ少佐の言葉が最初に観たヴィジュアルを裏切らないものでした。ランティエ少佐がこの犬の行動が意味するものが何なのかを探り始めたことで物語が始まるのです。
原題の意味は「赤い首飾り」。首にかけられる赤いもの。これが何を意味するのかは、フランスの人にはわかるのかもしれません。邦題「再会の夏」から日本人の私は、何となくあたたかい終わり方を想像。犬が一層好きになりました。
大学の授業1コマ90分よりやや短い1時間23分の『再会の夏』。ハラハラドキドキというより静かに淡々と…。言葉では伝えない犬と心を閉ざす人、開く人の関わりが丁寧に深くつづられ、エンドロールでは涙が滲みました。
…écrit par 《SAWAROMA》
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