Ilove,cat をきっかけに知ることのできた映画です。
ドキュメンタリー。
非常に貴重な映像です。
人はもちろん、犬、猫、牛、馬、トリたち…「生きもの」の現実。
人間は、人間という種一種で生きられるわけではなく、無数の他の生きものの命とともに生きている現実を目の当たりにします。
長い歴史とともに、人とともに生きてきた犬、猫、牛たちは、人間と同じようにこれまで共に暮らし世話をしてくれていた人間に本当に見捨てられるとは思っていないでしょう。最後までそう思っていたかのように福島の警戒区域内で餓死した姿や、ボランティアの人に出逢った空腹で疲れきった犬の叫び声…牛の涙、病気を抱えて弱り切った猫の眼差しに、種を超えて強く感じることがあります。
監督からのメッセージ に書かれてあるように、監督の宍戸大裕さんは、半ばボランティアとして半ば記録者としてこの映画を撮られたそうです。故郷の現状を知りたいというお気持ちが追いかけたドキュメンタリーには脚本はありません。
映像を撮られた宍戸さんは、実際に現地で温度や湿度や匂いもリアルに感じられたのです。その感覚が追いかけずにはいられなかった現状であったことは、昨夜の上映後のトークからも伝わってきました。
5月から
渋谷のユーロスペースをはじめとする日本各地の映画館で公開されます。
ぜひ、一人でも多くの方々にご覧いただけたらと思います。
突然のコメントを失礼致します。
返信削除映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」の監督を務めました、宍戸大裕と申します。先日は上映会へお越しくださり、またこのようなあたたかい感想を書いて下さり本当にありがとうございました。
ひとりでも多くの方に映画を観てもらう機会をつくることで、被災地に生きる動物たちを応援してもらいたいと思っています。
これからも劇場公開へ向けて宣伝に励んでまいりますので、引きつづきお力をお借りできたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
突然のコメント、失礼致しました。
宍戸 大裕拝
宍戸大裕さま
削除この度は、ご丁寧なコメントをいただききありがとうございます。
貴重な映画を作ってくださったことに感謝しています。
これからも、多くの人に鑑賞していただけるよう、私もお祈りしています。
平野佐和