2011年6月5日日曜日

すれ違ったのはパウダリー・フローラルの香り・ピオニー(ロクシタン)

昨日午後。一瞬ふわりと漂う甘い香りとすれ違い、視界をかすめたベリー系ピンクの色彩も気になって足を止めました。若い女性数名のつぶやく声も耳に。
「チョットなに?いい香りがするんだけど…」

振り返るとそこはロクシタンのお店。爽やかな印象とともに柔らかく香る甘い花のイメージそのままに、なだらかに丸みを帯びたボトルデザイン。幾重にも花びらが重なったようなふくよかさがピオニー(西洋シャクヤク)を象徴しているかのよう。新発売のこの香りの近くには、すでに若い女性がたくさん集まっていました。確かに彼女たちに似合いそう。

ロクシタン・ピオニー。夏に向けて甘い花の香り、香調はパウダリー・フローラル、と聴くとなんだか重いような気がするかもしれませんが、トップノートに使用されたベルガモットやグレープフルーツが爽やかで清楚なイメージも提供しているようです。

スプレー形式のオードトワレやオードパルファンでは量が多いなあという人にはオードトワレロールタッチという少量サイズの選択肢もあります。さらにフレグランスとしてよりも、まずはボディケアで香りを堪能してみたい人にはシャワークリームやボディミルクも。私ならこのボディミルクの残り香をまず手肌や足元で試してみるかも。

昨夜、ある女性からこんな質問を受けました。
「いつもふんわりいい香りのする素敵な女性の知人がいるのですが、彼女は香水は使っていないって言うんです。どういうことでしょうね。」
そこで、最近買ったばかりのルームフレグランスや、夕方にすれ違ったピオニーを思い浮かべながらこう答えました。
「もしかしたら、そもそも素敵な香りのする部屋で過ごしていたり、その香りが移った服を着ていたり、その女性がいい香りと思える 化粧品で身体や髪をケアしているのかもしれないですね。」



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