2014年5月10日土曜日

N.Y.のドライ リースリング

リースリングといえばドイツの代表的なブドウ品種名で
フランスワインではアルザスの白、として
繊細なアロマとスッキリとした味わいが印象的。

GO-TO WINE の後藤さんから、今週末(〜11日まで)に新宿伊勢丹地下・グランドカーヴでN.Y.ワインの試飲があるというので早速うかがい、第一印象で気に入ったのがこちら。


静かに垂直に。
キューンとフレッシュな酸味が走ったかと思うと
ゆっくりと伝わるフローラルな上品さ。
やさしいシトラスの清涼感。
これは
初夏の光を浴びて過ごした週末の夕刻にピッタリと直感。

酸味というのは強すぎると風味に影響するのですが
これには
フレッシュなインパクトを与える程度の匙加減があり
ボトル・ラベルのヴィジュアルが示すがごとくの洗練された味わい。

このところ
2012年ブルガリア産ダマスクローズの香りで癒されていた私は
かすかにその薔薇のもつ華やかな余韻も思い起こしてしまうほど。
最後の最後に蜂蜜のようなやさしい甘みが一瞬浮かんで
「ああミネラルな深み」と満足。

N.Y.のリースリングワインは初めて体験したのですが
これはなかなか印象に残る素敵なワイン。

ゆうべは粗挽きポークソーセージ&マスタードとも一緒に
いただきましたが、さすがジューシーさが際立ちました。

実際に味わって香りを感じてからちゃんと読もうと思い
記録のつもりで撮影した説明書き。


確かにバラの花びら、感じられました。
非常に繊細なのですが。
ダマスクローズのように
土地を選ぶ品種なのでしょう。
複雑でデリケート。
ゆえに豊かな香りの変化を楽しめます。

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