2013年2月10日日曜日

薔薇の香りとナイトガード

ここ数日、私は目には見えないストレスから
二つのものに守られている。

ストレス、とは
ある意味そのダメージを現実に受けたと実感して
初めて認識できるものかもしれない。
そのような経験があって初めて
他人のストレスをも想像できるのではないか。

記憶をたどれば
10代の頃から私が特にお世話になった医師は
産婦人科医と歯科医。
10代後半には近親者の大病と自身の進路への悩みという
不安定な心情がホルモンバランスに影響したと想像。
そして20代以降。
強い好奇心とチャレンジ精神が選んだ職歴は
当時の歯科医に指摘され初めて意識した歯への負担を伴った。
睡眠中や真剣に考えているときに強い力でくいしばることが
歯に徐々にダメージを与えるとともに唾液の質も変えていた。

強い緊張と忍耐と体力を三拍子そろって
集中的に発揮させなければならない仕事を受けた後は
必ず歯にダメージを受けていた。

昨年末
こうした教訓から
信頼できる歯科医の指導のもとに
根本的に自分の意識と生活を見直し
睡眠の質とリラクセーションの意味を再考した。
アロマテラピーによるリラクセーションの重要性も
改めて実感した。

その結果
今の私にとってストレスケアに欠かせない二つのものが
明確になる。
とりわけ先月末の深い悲しみを伴う体験とともに
この2週間はこれらの重要性を再認識することになる。

クレンジング、スキンケア、ヘアケア、ボディケア。
これらを全て一本でできるようにと
ローズオットーを希釈したスイートアーモンドオイルの瓶。
自分をいたわる時間を優雅に愛おしく思える薔薇の香り。
そして
上部の歯型に合わせデンタルクリニックでつくってもらった
ナイトガード。
リラックスしているときは口中で歯どうしが触れ合うことは
ないのに、起きているときでもついつい一人考えにふけると
くいしばりがちな私の睡眠中の守り神である。

ストレスが無い人などいない。
ただし、その現れ方は人様々。
個々どのように防御しながら付き合うか、それが大切。
まずは受け止めることから。



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