2012年10月7日日曜日

愛好者へのささやかな配慮・"Voyage d'Hermès"のボトルデザイン

2010年春にエルメスからデビューした"Voyage d'Hermès"は、今も根強いファンが存在するようで私の知人もその一人。

先月、「旅先にフレグランスを携帯する、いくつかの方法」で相談された知人から、発売年当時のボトルと今年購入したボトル二点を見せてもらう。下の写真で寝かせてある透明ガラスタイプが発売年のもの、立たせてある白の不透明ガラスタイプが今年のものらしい。


どちらが好みかといわれたら意見が分かれそうだが、このように違うヴァージョンが揃うのは愛好者にとっては嬉しいらしい。

このフレグランスはユニセックスタイプで男女ともに人気が高いせいか、お得なリフィルも販売されているほど。だからこそオリジナルボトルで購入してくれるファンを大切に思う気持ちもあるのかも。



上の写真のボトルを見て、知人が持っていたiPoneとどことなく似ているような雰囲気を感じなくもない。薄くてかさばらず、旅のお供としても邪魔にならない点は共通する。

この軽やかで爽やかな風のような香りは
旅に向かう人のフレッシュな好奇心そのもののようにデリケートであり
だからこそ長く愛好されるのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿