清らかな透明感が引き立てる愛らしい笑顔。爽やかな水色の装いで身を包み、きらきらとした瞳で客人を迎える・・・江戸時代末期、かわせみという名の旅籠を切り盛りする女主人が登場するドラマを数週間眺めていたら思い起こした香りがある。
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まさに水面の花。
まどろみながら眺めたい優美な風景の中で風の囁きが聞こえてきそうな愛おしい瞬間を感じさせる。
端正な形を保ちつつ、儚げな佇まいを持つ睡蓮のようだ。日本人調香師、大沢さとりさんらしい繊細な一作。
身につけるとすぐに肌に馴染む。ほんの些細な動作とともに、どことなく懐かしい、たおやかな気品が漂ってくる。
水面の花の控えめな佇まいを、日本酒のまろやかさとともに羽衣のような香りに再現したイタリア人調香師の一作は
MIRKO BUFFINI /MOXI /EAU DE PARFUM
MOXIの詳細はこちらにて。
…écrit par 《SAWAROMA》
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