2018年12月18日火曜日

葡萄と人とブルゴーニュの四季と・『おかえり、ブルゴーニュへ (CE QUI NOUS LIE)』





原題は『CE QUI NOUS LIE(私たちを結ぶもの)』。

セドリック・クラピッシュ監督。

http://burgundy-movie.jp

ブルゴーニュの四季の中のブドウ畑と兄姉弟の物語。人もワインも、想いと時間の経過の熟成で作られていく。


Le titre original est 《CE QUI NOUS LIE》. Réalisateur Cedric · Krapish. 

Une histoire de 2 frères et une sœur et ses vignobles dans quatre saisons de la Bourgogne. Le vin, et les gens aussi sont faits avec des sentiments et une maturation au fil du temps.  "Choisir le temps, attendre le temps". J'ai repensé à la profondeur d'un tel sens humain.







映画パンフレットより/De la brochure du film




11月公開ときいてから早く見たいと願い、今日ようやく鑑賞。セドリック・クラピッシュ監督の作品は人を繊細に個性的に豊かに描くから面白い。今回も人のキャラクターさながらに複雑なワインの味わいが作られていく様子を感じられて楽しかった。

ブルゴーニュとその四季という舞台に加えて、3兄姉弟を演じたいずれも魅力的な俳優も素晴らしい。それぞれの違う感性が捉えるワインの味への表現も興味深く、「時を選び時を待つ」人間の感覚の奥深さを改めて考えた。




東京にて、sawaroma より。

écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.



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