2018年5月1日火曜日

『いつだってやめられるー名誉学位/原題: Smetto quand voglio - Ad honorem』/イタリア映画祭2018




イタリア映画祭2018。『いつだってやめられるー名誉学位』を昨日鑑賞。コメディ三部作の最終章。一体何度笑ったことだろう? 物語の登場人物は皆大真面目なのに。よく練られた脚本。昨年見た二作目や一作目を再び見たくなる。素晴らしい三部作。




Festival del film italiano 2018. Ho guardato "SMETTO QUANDO VOGLIO AD HONOREM" ieri. L'ultimo capitolo della trilogia della commedia. Mi chiedo quante volte ho riso? Anche se tutti i personaggi della storia sono molto seri. Script ben progettato. Voglio vedere il secondo e il primo lavoro che ho visto l'anno scorso. Una meravigliosa trilogia.






Saluti e risposta alle domande . 

Il regista Sydney Sibilia e il produttore Matteo Rovere.

シドニー・シビリア監督とマッティオ・ロヴェーレプロデューサー。

上映前の舞台挨拶と上映後の質疑応答に登壇。

監督の明るく潔い回答が印象的。




5/26より公開の二作目

『いつだってやめられるー10人の怒れる教授たち』公式サイト

http://www.synca.jp/itsudatte/


昨年の映画祭にて二作目鑑賞時の記事

http://sawaroma.blogspot.jp/2017/05/smetto-quand-voglio-masterclass2017.html




6/23よりヒューマントラストシネマ有楽町にて

一作目『いつだってやめられるー7人の危ない教授たち』も公開。


イタリア映画祭2018

http://www.asahi.com/italia/2018/




映画というものは「ある現状の一側面が切り取られたもの」。現状そのものに「第三者にこう見られたい」という意図など無い。切り取る表現自体も、監督の現状からの解釈に基づく表現であるし、鑑賞者一人一人によって解釈も違うだろう。監督は「娯楽作品をつくりたかった」と言う。その表現の意図はほぼ成功しているようだ。2014年の第一作目はイタリア ゴールデン・グローブ賞 最優秀コメディ賞受賞、イタリア・アカデミー賞12部門ノミネート。日本でのイタリア映画祭2015上映時にもいち早く前売チケット完売、二作目も今回の三作目も完売。昨日もほぼ満席。普遍的に人の感情に訴えかける人の姿を客観視することは、忘れかけていた大切なことを思い起こすきっかけにもなるだろう。



東京にて、sawaroma より。

... scritto da "SAWAROMA" a Tokyo.


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