2016年8月19日金曜日

再掲「ボーボリ庭園とMon JASMIN NOIR L'EAU EXQUISE」/ 2013,1,29

☆以降は、2013年1月29日にsawaromaブログ記事として投稿したものです。こちらで紹介の本の完成に携われた恩師と先日再会できたことで、改めて御紹介したく再掲(一部修正加筆)します。
なお、当時の記事では写真が見られなくなっているため、写真のみ新たに掲載いたしました。




「ボーボリ庭園とモンジャスミンノワール・ローエキスキーズの香り/2013,1,29」
http://sawaroma.blogspot.jp/2013/01/blog-post_29.html


先日、文化学園大学での
「ファッションとアロマ」今期最後の講義にて
2012年発売のフレグランスを数点紹介。

心地よい、と好評を得たのが
昨年春に発売されたブルガリのモンジャスミンノワール・ローエキスキーズ。

よく晴れた日に清々しい空気の中を植物をながめたりしながらリラックスして歩いているときのような気分になれるのが嬉しく、私は季節を問わず楽しんでいました。
さわやかなトップノートと残り香の上品な清楚さが、初めて会う人との緊張感もほぐしてくれるため、ここ数ヶ月は仕事での打合せの場でも活用。

そしてこの香りは
イタリアはフィレンツェにあるボーボリ庭園の
イメージにインスパイアされてつくられたということを知りました。

フィレンツェといえばかつて訪れた忘れられない街。
当時は庭園散策まではできませんでした。
はっきりと憶えているのはヴェッキオ橋の上から見た街の色彩。
この香りのイメージのような素敵な庭園があったなんて。

どんなところだろう、と書棚からこの本を手にとりました。





私の中学時代の恩師である美術のA先生主宰「アトリエビーナス」さん、
つまりA先生の著書。美大志望の学生さんと毎年イタリアに研修ツアーに
同行していたご経験が生かされた一冊。あたたかいタッチのイラストを
描いているのも「アトリエビーナス」出身のイラストレーターさん。
2008年に発刊されました。私が編集メンバーを務める香りの専門誌でも
ご紹介させていただいています。


「ボーボリ庭園」発見。86ページ。

…14世紀に建てられたピッティ宮殿の後方に広がるイタリア式の広大な庭園。
古代ローマやルネッサンスの彫刻が多く置かれ、人口の洞窟やヴィオットローネ(松と糸杉の並木道)、イゾロット広場(池に囲まれた島のある広場。オレンジやレモンの木が植えられていて中央には噴水あり)、衣装美術館、磁器美術館などがある。公園は奥に行くにつれて高くなっているので、見晴らしの良い場所が数カ所あり天気の良い日にゆっくりまわりたい場所…(本文より引用しています)

次回フィレンツェに行くなら是非こちらを訪ねたいと思います。
モンジャスミンノワール・ローエキスキーズの香りの記憶とともに。



モン ジャスミン ノワール ローエキスキーズは現在も人気の香りとして健在です。


2016年夏、イラストガイドブックの2冊目として新刊もデビューです。

『地中海の光に輝く 南イタリア イラストガイドブック
世界遺産の街をめぐる旅』/メイツ出版
http://www.mates-publishing.co.jp/?p=20976




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