2011年5月3日火曜日

フランスをひとくち・「3種のベリー、とろけるキャラメル」

美味しいコンフィズリー(フランス語名詞: confiserie 砂糖菓子)を発見。

すでにパッケージの写真から魅かれてしまったのですが、一粒ごとにまるで白いブルーム(果粉)をうっすらまとった摘みたてブルーベリーのような外観が愛らしく、数粒お皿に。





早速口に含んでみると期待的中。まず華やかなラズベリーを中心としたフレーバーが、口溶けと共に他2種のベリーとともに立体的な香りを拡げてくれます。そして…加速度的に溶け始めるキャラメル。ベリーソースとキャラメルクリームのハーモニーが絶妙。

実は昨晩、食後のお茶にと他にケーキも買ってきていたのですが、この一粒ひとくちですっかり満足してしまい、ケーキは本日いただいています。それでもあのベリー&キャラメルの数秒間の芳醇な香りが忘れ難く、また一粒。

「3種のベリー、とろけるキャラメル」はカンロの新製品。「フランスをひとくち」というコピーと共に、「メゾン・ド・コンフィズリー」というフランスの砂糖菓子文化紹介サイトが楽しめるのも魅力です。

砂糖菓子を示すフランス語名詞、confiserieに関連して…。
コンフィ (confit,またはconfite) は、砂糖や酢、油などに漬けた、を示す形容詞。コンフィチュール(confiture)はジャムを示す名詞。それぞれすでにカタカナで日本語に入り込んでいます。フランス語の音で呼ぶと何となく豊かな香りをイメージできそうで…やはり言葉は文化の象徴、と思います。



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