2011年8月5日金曜日

フランスで1000年以上愛されている風味・"COMTÉ"(チーズ)

昨日のブログでこう書いていた。
「香りは、土地の自然を反映する。そこに住む人の文化も。」

そこで連想したのが、私の好きなフランスのFromage(チーズ)の一種、COMTÉ
このコンテ、カマンベールとともに、名称はフランスの地名に由来する。

上記でリンクをはってご紹介のサイトは素晴らしい。動画も豊富で非常に興味深い内容。このチーズがいかにフランスのある地域(フランシュ・コンテ地方に広がるアルプスに近いジュラ山脈)の気候風土と、繊細な香りとコクを大切にするフランス人の嗜好性を反映したものかが良くわかる。こういう背景の紹介こそが、"Context"を大切にする姿勢ではないかと思う。("Context"については私の8/3のブログ 中の1を参照)

チーズはフランス料理のコースでは最後のデザートの手前ですすめられるもの。何種類もあるチーズから好きなものを切り分けてもらうのは楽しい。私の場合は、このチーズで満足してしまい、デザートが要らなくなってしまうこともある。

先日、輸入食材専門店で幸運にも16ヶ月熟成のコンテに出会い、殻付きアーモンド とともに即購入した。独特のコクと香りは絶対に私の好きなアーモンドに合うはずと確信して。

予感は大当たりで、ここ数日の多忙の合間の軽食では、パンとコンテとアーモンドの組み合わせに癒された。ついワインを飲みたくなる味でもあるが、そんなことをしてしまったら仕事など止めたくなってしまうので我慢。でも軽くトーストしたフランスパンの小麦の香ばしさと、コンテ&アーモンドのフレーバーだけでも十分幸せな気持ちだった。



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