それはまるで、肌触りのなめらかな純白の服に包まれているような気分にさせてくれたフレグランス。
ジェシカ シンプソン ファンシーラブ オーデパルファム。
PARFUM158号 には香調についてこんなふうに紹介されています。
…フレッシュなピーチブロッサムとベルガモットとピンクシャンパンのキラキラとしたスパークリングな香りがドキッとさせます。そしてロータス、ピオニー、ローズの香りが愛らしくラストではクリーミィーアンバーとムスクがうっとりさせるようなセンシュアルさを表現…
「キラキラ」「スパークリング」といった鋭角的な印象よりも、私には「クリーミィー」や「うっとり」といったまろやかな印象を感じます。確かにフレッシュな印象ですが角もなくぎこちなくない香り方。肌の上で体温にあたためられるとロマンティックな愛らしさがほのかに立ってきます。
たとえば…この肌の上に身につけるブラウスの純白の輝きを維持することは容易ではないけれど、自分とともに少しでも綺麗でありたい気持ちを忘れないようにしよう、と感じさせてくれる香りです。
香りから知ったので、このブランドの背景はあとから調べました。ジェシカ シンプソンとは、アメリカのシンガーソングライターの女性の名前。彼女の感じ方がモチーフになっているようです。
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