「その仕事の姿勢に関して大尊敬していたパティシエの方によるお菓子」
とのことで、かつてその女性が仕事をされていたお店のお菓子をプレゼントに選んでくださったのだという。
真っ白な箱に、パリでお店を数軒構えるパティシエの名前。
箱には5種類のお菓子が入っていた。
口の中に入れてからふわりと漂う香りを楽しめたお菓子たち。
半分だけまとったホワイトチョコに引きたてられてフレッシュに香るオランジュ(オレンジ)。マドレーヌをかみしめると豊かなバターとともにミエル(蜂蜜)の香りが立ってくる。アーモンドサブレの上にトッピングされたノワゼット(ヘーゼルナッツ)の深い香ばしさ。
この「トランシュ オランジュ ショコラ ブラン」は、オレンジの皮自体の苦味よりもみずみずしさが感じられた。程よく柔らかい。おそらく果実まるごと煮られたのではないかと想像。ショコラ ブラン(ホワイトチョコ)の上には細かなオレンジ色のランダムな線。香りと食感と見た目のバランスをこんな風に整えられるのはまさに職人技。
青木定治氏のプロフィールはこちら。
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