先々週に訪れた、札幌の北大植物園 の入り口で出逢った人を思い起こしました。
私と同行した女性Aさんが、入り口前で二人の記念写真を撮ってもらおうと、ちょうどその場所に居合わせた男性Bさんに声を掛けたのです。
「いいけど…あーこういうので撮るの得意じゃないけどいい?」
というようなご返事がBさんから。
お渡ししたのはAさん所有のデジタルカメラだったと思います。
得意じゃない、とおっしゃりながらもすぐにカメラを構えてくださるBさん。あっという間に撮影終了。振り返るとこの撮影のためにBさんが置いた荷物が見えました。Nikonの立派なカメラ!
「わあ、こんな大きくアップに!素敵。有難うございます!」
撮れた写真を確認するAさん。植物園入り口風景を背景に、私たちの顔が写真の中央から下に大きく、表情そのままにハッキリと写っていました。その力のあるショットに驚き、いわゆる素人的スナップにはないものを感じた私は
「カメラマンの方ですか?」
と尋ねてしまいます。Bさんは急いでいるようだったので、途切れとぎれではありますがこんな情報を伝えてくださいました。
「アジサイの写真撮ってて本も出してる。オオトモミツオって検索してもらえればわかるよ。」
私はしっかりとその名前をその場で記憶。あとで植物園にはいり、8月中旬にも関わらず宝石のようにきらめくアジサイの写真を発見してナルホドと思ったものです。
そして帰京後、調べてみたらやはり。
大友三夫さんの著書「魅惑のアジサイ 日本の自生地を巡る」は在りました。どんなアジサイの写真があるのだろうと興味が深まります。
これは素敵な写真を撮る方と出逢えたものです。まさに一期一会。アジサイの季節になればこの方を思い起こしそうです。アジサイ好きな方にも素敵な本との出逢いになるかもしれません。
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