2011年8月10日水曜日

ローズウォーターで鎮められた夏肌

本日も続く猛暑。
外は強烈な陽射しと熱風。

夏の外出時、日焼け止め対策が甘かったのかちょっと肌が赤く火照ってしまうようなことが時々ありますが、こんなとき、私には経験上、ローズウォーター(ダマスクローズの芳香蒸留水)の冷湿布でラクになることがわかっています。

一昨年の夏、ブルガリアに出張したとき、精油製造メーカーの方から、ダマスクローズを蒸留して得られた芳香蒸留水のボトルをいただきました。日本で買っていたものよりも遥かに香り高いのは
「さすが本場ブルガリアで蒸留したてのものだから?」
と嬉しかったことを憶えています。

帰国後、日本の猛暑の日々の中、疲れを癒すためにも冷蔵庫で冷やしたローズウォーターをシャワー後の肌(特に顔面)にしみこませるように両手で浸透させました。その瞬間ももちろん心地よいのですが、徐々に火照りが引いていき、ピリピリと緊張していた肌が静かに鎮められ、気分とともに落ち着いていったのです。私だけではなく、これをお裾分けした知人数名からも心地よいと好評でした。サッカーで毎日赤黒く焼けて帰宅する家人にももちろん好評。よほど好印象だったのか、夏になるたびにリクエストされます。

そして、先日も顔面や腕を真っ赤に日焼けして痛いという人たちにこのローズウォーターをおすすめしてみたところ、後日御礼を言われました。
「とにかく痛みが鎮まって心地よく、それ以上皮膚がひどい状態にはならなかった、冷たいローズウォーターをつけたときの感触は最高…」

以前は日焼けといえばラベンダー精油を数滴たらした冷水でしぼったタオルケットによる冷湿布をよく行なっていたのですが、香り成分が凝縮された精油ゆえに顔面などのデリケートな皮膚に対して気軽にすすめにくい場合もあります。でも、精油よりも香りもずっとマイルドで化粧水の基材としてもつかわれるローズウォーターであればリスクは軽減。パッチテストでかぶれやトラブルがないことを確かめられたら、大いに夏肌の味方となるでしょう。

花の力に改めて感謝する夏の日々。




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