2012年1月14日土曜日

Pattern and Aroma ー For example, new fragrance "Paisery " by ETRO

文化学園大学国際ファッション文化学科の学生対象の講義「ファッションとアロマ」は今年で7年目。最終課題として、講義で紹介してきた20数種類の天然香料から1種を選び、その香り(Aroma)を、服飾テキスタイルを想定した柄・文様(Pattern)および質感などのビジュアルデザインで表現した作品を提出してもらう。

見えないけれど確かに存在するものを視覚化するという試み。これはまさにファッションという時代の空気感をビジュアライズしていきたい学生たちにとってのテーマでもあるはず。今季も80名近くの学生がどんな作品を提出してくるだろうと楽しみにしている。

そんなことを考えていたら、このニュースに出逢う。
エトロ(ETRO)より、エキゾチックで情熱的なフレグランス「ペイズリー」登場
。ペイズリー柄はエトロのアイコン的ビジュアルでもある。それを名称に掲げた香りともなれば、エトロというブランドの世界観が感じられそう。エキゾチックな風土観、ヨーロッパの感覚が憧れ、洗練させたオリエンタルなニュアンスがペイズリー柄を通じて香ることを想像。

エトロのブティックを初めて訪れたのは確か20年程前のこと。六本木のピラミデビルの一角。当時はファッション誌取材者の立場だった。店内に入るとすぐに感じたキーワードは三つ、クラシカル、エキゾチック、エレガント。

タイムリーなことに、今月末からこのペイズリー柄をテーマとした展覧会が開催される。
ペイズリー文様 発生と展開 (THE EVOLUTION OF THE PAISERY PATTERN PAST AND PRESENT)
文化学園服飾博物館にて1/27から3/14まで。
エトロ ジャパンも協力。



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