2012年1月23日月曜日

保湿の大切さ・外からも内からも

昨秋斜め読みのままにしていた仏美容雑誌"VOTRE BEAUTÉ"(2011年11月号)。
特集記事が皮膚のシワ対策について細かく記述されていたのを思い起こし、少しずつ要点を読み直してみた。

まずは「シワと水分」。
保湿を極めることが抗・皮膚老化の第一歩であり、年齢のせいにして嘆いたりせず、せっせと保湿につとめさえすれなかなり良い状態を保てそうな感触。


皮膚、といっても私たちが手で触れているのは血管の通っている真皮でもなく、その上の表皮でもなく、最も上部にある角質層。上の記事で目立つ数字、80-70-13というのはまさに、真皮・表皮・角質層にとって理想的な水分量であるという。このところ乾燥続きだった地域生活者にとってこの数字は…現実と照らしあわせるとかなりキビシイ。

水分で潤っている皮膚組織ほど美しく(艶やか・スベスベ・ふっくら)、バリア機能は強い。逆は?想像しただけでも怖い。

まずすぐに出来ることは、朝晩といわず乾いたなと思ったらまめに保湿ローションでケアすること。女性だけではなく男性も。人間ならば誰でも(笑)。皮膚自体の自然な保湿機能も勿論あるが、これは体質によって個人差もあるし、紫外線、汚染、ストレス、疲労、喫煙などにより悪化するらしい。

表面的なチョットした小皺だと思って気楽に考えていると、奥の真皮からジワジワと乾き、保湿機能も衰えてきたりするので要注意。上記ページには有効な化粧品の紹介がつづいた後、最後に根本的で重要なアドバイス。
"Boire,ça aide aussi"
(飲むことも助けになる=水分摂取も皮膚を潤す)
重要らしくピンクの文字のフランス語が続く。
湿度の高い環境にいることによっても表皮は潤うが、真皮にとっては血液中の水分が重要。一日に大人が排尿や皮膚からの蒸散などで失われる水分は大体1,5リットルなのだから、せめてこの量位は水を飲みましょう、と。
外からも内からも水分を。改めて心掛けたい。



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