2011年9月18日日曜日

薔薇とローズマリー・抗ダメージの味方

今日も、これでもかという残暑の陽射し。
そんな中、サッカーの試合を観戦すること14時から約2時間。
もちろん顔面はSPF値の高いファンデーション、ツバの広い帽子、長袖と防御はしたものの、汗でガードは崩れがちであるし、首筋から胸元まで全てをガードするのも容易ではない。

だからこういうときはアフターケアが大切。帰宅後、皮膚に負担をかけるものはすべて洗い流し、ローズウォーターをたっぷりつけて鎮静させた上での保湿が欠かせない。先月のブログ、「ローズウォーターで鎮められた夏肌」
でも書いたように、このような夏の陽射しを浴びた後に皮膚のダメージを抑えてくれる力を実感している。今夏、ちょっとした短時間の外出でも陽射しを浴びたなという日には毎日実践したおかげなのか、目立って浅黒く焼けた跡もなければ荒れたり痛く痒くなったりしたこともなかった。

そして、ひと夏着るとどこか皮脂酸化臭が残りがちな衣類も、薔薇の精油のすすぎのおかげもあってかクリアな印象のまま衣替えができそう。これについては、7月に書いたブログ、カビない柑橘果皮 & 皮脂酸化臭を消した薔薇花香で感じたとおり。

皮膚も衣服も、猛暑によるダメージを極力抑えられたことに感謝し、改めて私は薔薇の香りをいっそう好きになったと思う。

ところで、毎年香りの講義をしていると、必ず薔薇と「ローズマリー」とを混同して覚え間違いしてしまう学生がいる。ローズという名前に共通点があるものの、全くの別物。植物としての科も違えば香りも違う。でも、特にこの夏は、「抗ダメージ」というパワーにおいては共通点を強く感じさせてくれたと思う。

窓際に一本のローズマリーがある。4月のブログ「ローズマリーの香りから…元気と若さと記憶力」でご紹介したうちの一本。水の入ったグラスの中で長い根を張り、今も元気よく生き続けている。窓際の暑い陽射しにさらされて数日水を替えられなかったり、時々料理のために上の柔らかい葉をむしられたりと、かなりサンザンな目にあっているにもかかわらず、めげずに今もピンピン新しい葉を伸ばそうとしている。そう、この植物も確かにダメージにも強そう。

猛暑ゆえに改めて実感した植物の力。是非心に刻みたい。





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