やはり、一位はカスクルート。
バゲットの切れ目にバターが塗られ、ハムが挟まれただけのもの。
行楽のお供のサンドイッチ 何でもランキング(日本経済新聞 2011,9,24)。
今朝の新聞折り込み「日経プラス1」に、サンドイッチに詳しい専門家が試食の上で評価した順位が写真つきで掲載。堂々の一位には私がかつてパリに滞在中最も美味しいと感じた食べ物の写真があった。
バゲットの切れ目にハムやチーズ、レタスやトマトなどが挟まれたサンドイッチのことはカスクルート、またはカスクートなどと呼ばれる。これはフランス語の"casse-croûte"(簡単な食事、軽食、弁当などを意味する)。
私がパリで食べたランチの大半はこのカスクルート。パンというものがこんなに美味しいものだと感動したのもこのサンドイッチがきっかけ。おかげで初めての異国生活でお米をそれほど恋しいと思わなかった。せっかくこんなにパンが美味しい国にいるのならこれを存分に…と思うほど。噛みしめるほどに広がる小麦の香りと具材の味わいのハーモニー。音もたたず、手も汚さず、周囲に匂いもたち過ぎず…と気軽に食すにはもってこいの軽食なので、今でも品川から新幹線に乗って遠出するときは、アトレ品川内の某ブーランジェリー "boulangerie" (フランス語でパン屋のこと。パイや焼き菓子等も売っている)にてこのカスクルートを調達していく。
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