2011年9月2日金曜日

初めてのマコモダケ

マコモダケ、というものをいただきました。
綺麗な黄緑色から白へのグラデーションが素敵。




見かけはネギ?
触ってみると、つるんとしてしっかりした厚み。
ニオイは?ぜーんぜんネギじゃありませんでした。
特異なニオイなどなく、鼻を近づけるとごくごくうっすらと優しい大地の香りがしました。キノコでもなければタケノコでもなさそう。

調べてみました!
食の都庄内を彩る食材たち ・マコモダケ(秋)というサイトのページに詳しく書かれていたのです。




なんと。イネ科の水性植物「マコモ」の花芽に黒穂菌が寄生し根元がタケノコ状に肥大したものだといいます。ふっくら白い部分はそれだったのね。
そして歴史もふる~いようです。「古事記」や「万葉集」にも記載があるとか。

白い部分を薄くスライスして、キャベツと炒め、ペペロンチーノパスタに絡めていただきました。食感はやわらかいタケノコのような、アスパラのような。歯に楽しい。でもエグミはありません。デリケートで優しい風味です。中華料理にもよく使われるそうで、中華の得意な知人は、
「マコモダケなら、油通ししてからオイスターソースにからめてが美味しい」
とのこと。

生まれて初めてのマコモダケ。
改めて、まだまだ知らないモノはたくさんあるなと思った日でした。



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