2011年9月5日月曜日

トップノートに日本の梨はそのままで・新作『アッティモ・ローフロラーレ』

昨年9月に発売されていたサルヴァトーレ・フェラガモのフレグランス『アッティモ』。金髪女性に真っ赤なヒールというイメージビジュアルと同じく、ゴールドのボトルキャップに赤いロゴ、淡いゴールドを思わせる香りの液体。なんとなく視覚的に自分とは違うものを感じ、積極的に試すこともなく、使用するには至らなかった。

つい最近、この香りを鑑賞しながら専門家の解説を聴く機会があった。日本調香技術普及協会の第一回セミナー(フレグランス香調トレンドセミナー)の中で取り上げられた香りの一つだったから。

先入観を外して香りを吹き付けられたムエット(試香紙)に鼻を近づけたとき、

「面白い!」

と思ったことは確か。いきなり濃厚さが押し寄せてくるわけでもなく、かといって軽さで媚びた感じもしない。チョット不思議な新鮮さ。これがトップノートに使用されたキンカンや日本の梨のせいだったのかもしれない。

ひと月以上経過したそのムエット、今もしっかり香りが残っている。実は最近愛用している某香水も同じ日に同じようにムエットにつけて密封し、それぞれ保管していたが、比較的すると,アッティモのほうがはるかにしっかり香りが残っている。この香りのイメージのほうが、金髪女性&赤いヒールのビジュアルイメージに近い。香りとしてこれはこれで決して悪くはないが、やはり私のイメージではなかった。

さて、長い前置きのあとに本題。
先週より、郷里から送られた梨を毎朝頂いているうちに、この香りを思い起こし検索して発見。

livedoor HOMME 2011,8,9 の記事【新作情報】サルヴァトーレ・フェラガモより『アッティモ ローフロラーレ』が新登場!のニュースを見て、こんどは積極的に試してみようかなという気になった。理由は次の二つ。

・私が面白いと思った理由の一つかもしれない、トップノートの日本の梨やキンカンがまたもや使用されていること。

・ボトルキャップがピンクゴールドに、香りの液体がピンクに。たったこれだけなのに、なんだか昨秋のものよりも魅かれてしまう。

昨日のブログでご紹介したバーバリーの新作もローズゴールドではなかったかしら?と思い返し、この色と香りの相乗効果も確認してみたいなと興味深々。
こちらは9月16日発売。



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