鮮やかなピンクも綺麗ではあるが
私は純白の花びらから、長く妖しくおしべをのばすこの花に魅かれた。
その姿は、蝶が舞う一瞬のよう。
さらに光を集めていた花をとらえる。
ますます上品な曲線に、たおやかな女性の衣装を想像。
はかなげな花びらの繊細な構造に、生きるものの強さを感じる。
たくさんの種類があるといわれるツツジ属。
その学名は、Rhododendron。
Rhodon…これは薔薇を意味するギリシャ語、ときいたことがある。
薔薇のように多様で美しいということなのかもしれない。
ツツジには薔薇のような棘はないが
種類によっては毒性のある成分を含むものあるときく。
ツツジを漢字で書くと
躑躅。
どこかおどろおどろしい。
この由来を調べると、深いミステリーの世界にはまりそう。
これから5月初が見頃。色とりどりのつつじを眺めるならば
関東周辺のつつじの名所 も参考になる。
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