女性の笑顔は、咲いたばかりの花のよう。
そんなことを改めて思い起こしてしまったフレグランス。
肉厚な半透明の柔らかな素材が重なるように作られた花びらのキャップ。シルバーの網目が繊細な光沢を放つ根元とともに、このキャップ単体でも立つのです。淡いジューシーピンクの液体が、この秋(10/12~)日本で発売されたばかりの
香り、" OH,LOLA! / MARC JACOBS"(オー・ロラ!/マーク・ジェイコブス)のオードパルファムです。
親しみやすいフルーティー フローラルの香り。
第一印象のイメージは、屈託のない笑顔。いきいきとしたラズベリーや洋梨の甘酸っぱいさわやかさがあふれます。もしこの香りが長い髪の毛先にほんのりついていたとしたら、風とともにあっという間に流れていくほど軽やかです。
ですがこれはシャンプーではありません。ちゃんとウエスト周りなど、肌の体温であたためて、第二の印象、ハートノートの香り方も重ねた衣服の間から漂わせてください。弾けるフルーツの香りの次は甘美なフローラル。ピオニー、マグノリア、シクラメン。優しくフェミニンな雰囲気です。そして…ラストノート。最も長くこの香り方と付き合うことにもなるのでベースノートと表現しましょう。これが柔らかく上品なのです。ふんわりと肌触りのよいシルクに包まれているような感触。バニラ、サンダルウッド…そんな香料たちのハーモニーのおかげ。
色の印象で例えると
元気な明るい赤…ピンクのグラデーション…さらに光沢のある落ち着いた色へ。
そんなイメージはパッケージでビジュアライズされていました。
パルファム編集日記では、編集長がこのフレグランスの発表会を取材したときの画像をご覧いただけます。
実は、この「オー・ロラ!」には、お姉さんともいうべきフレグランスが2年前に誕生していました。肌を包み込む官能的なフローラルノート「マーク ジェイコブス ロラ オードパルファム」発売(OPENERS. 2009,11,12 )。
昨年12月のブログ でご紹介したペッパーの香りがスパイシーな"BANG"のボトルも一度見たら忘れられないインパクトを持っていました。ルイ・ヴィトンのレディース担当デザイナーとしても知られるマーク・ジェイコブス。そのイメージビジュアライズパワーには今後も期待。
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