完熟のものをいただきました。
とろけるような触感。芳香にあふれた上品な甘味がジューシーに伝わるこの幸せは、まさしくフランス人に「我が国を代表する果物にふさわしい」と言わしめただけのことはあります。そのあたりのエピソードはこちら、おいしい山形ホームページより「西洋なし」に詳しく記されています。
パリやミラノに行ったとき、つくづく感じたのはフルーツが日常にふんだんにあるということ。買うときも1個ずつ、なんてことはありません。kg買いが普通になっていました。ヨーロッパでは果物は野菜感覚で料理にもよく使いますし、もっとラフに食卓に置いてあります。見た目も日本みたいに綺麗ではありませんが、要は香りが良くて美味しければいいのです。
2005年の資料(「FAO STAT Food Balance Sheets 」より作成された、1人1日当たり果物供給量の国際比較グラフ)によると、先進国24か国の中で日本は21位。何ということでしょうか。ちなみに上位5か国は1位イタリア、2位ギリシャ、3位フランス、4位オランダ、5位オーストリア…。6年後のいまはどうなっているのか気になります。
海外からきた人にはよく言われます。
「日本人は見た目を気にしすぎ。だから果物が高いんじゃない?」
もしそうなら残念。もっとラフにたくさん食べたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿