2013年8月1日木曜日

夏を癒やす色・瑠璃茉莉(プルンバーゴ)は南アフリカ原産

6月の終わりごろから時折みかけるこの花。
清楚なブラウスに身を包む涼し気な女性のようで
いつも足をとめられました。


最近になってその名前を知ることができました。

株式会社 科学技術研究所のコチラのページによると

イソマツ科のこの植物の和名は
ルリマツリ(瑠璃茉莉)。

ルリとは瑠璃が花色を
マツリ(茉莉)は花形がジャスミン(茉莉花)に似ていることから
付けられたとのこと。
ジャスミンのような香りはありません。

そういえば、と思い起こしたのは
風になびく姿を、ぶれることを承知で撮影したこちらの写真。
まさに瑠璃色です。


学名のPlumbagoから、別名でプルンバーゴと呼ばれているそうです。
なにやら異国情緒たっぷりの音ですがどんな秘密があるのでしょう。

季節の花300 瑠璃茉莉 によると
学名 Plumbago capensisの
Plumbagoは「ルリマツリ属」
capensisは「南アフリカ喜望峰地方の」を示し
Plumbago(プランバーゴ)はラテン語の「plumbum(鉛)」が語源。
この植物が、鉛中毒の解毒に効くことが由来だそうです。

色と形から視覚的に癒されるだけでなく
実際に人の不調を癒やす作用もあったそうで
名前にこめられた意味の深さを改めて感じます。

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