手前に薔薇、右にチューリップ、上にガーベラ、
そして奥にひらひらスイートピー。
清々しく可憐な甘さがハッキリと香るのはマメ科のスイートピー。
フランス語では、" pois de senteur " (ポワ ・ドゥ・サントゥール)。
" pois" とはマメ、 "senteur" とは芳香。
ガーベラはヒマワリと同じくキク科。
この花を発見したドイツ人自然科学者の名に、名前の由来があるそうです。
ポップな色合いと全開の花びらが元気を与えてくれます。
タバコの煙などに含まれるベンゼンを吸収する働きがあり、空気の浄化にも役立つのだとか。
ユリ科のチューリップ。
ほんの少し開きかけた花びらの奥…
控えめにフワリ淡いドライフルーツのように香ります。
黄色い薔薇。
こちらもささやくようにほのかに
あの…優雅な薔薇のなめらかな香り。
白のかすみ草とガーベラにふちどられた黄色い花束。
今はリビングのブルーのカーテンを背景に木漏れ日を浴びています。
この季節、たくさんの花束が人から人へ贈られるのでしょう。
ぜひ香りの声も聴いてあげてください。
参考文献:
『お花屋さんでフランス語』酒巻洋子 著/(株)三修社
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