明日から11月。
晩秋から冬への季節、私が特に美しいと感じるのは黄昏時。
今日も…夕闇に浮かび上がる三日月の背景にかすんでいく光のなまめかしさに何度も足を止めてしまいました。
そんな中帰宅すると、イッセイ ミヤケから華やかなウインターコレクションのDM。眺めているうちに思い起こしたのが昨年のクリスマス限定フレグランス、漆黒の"Noir Absolu"。
当時、フランスの美容雑誌 "VOTRE BEAUTÉ"(2010,11)の中でも、神秘的に漂う黒の香りとして紹介されていました。
今年もやはり。ありました。
「昇る月と沈む太陽が出会う、
美しい黄昏時が表現された香りのシンフォニー…」
今年のクリスマスの香りの衣装は黄金のボトル。
イッセイ ミヤケ クリスマスシーズン限定香水 " L'OR ABSOLU "(OPENERS 2011,10,28)。
昨年の黒の香りの響きが生かされて、トップ(第一印象)にはやはり金木犀とロータス、ミドルにジャスミンと百合…。秋から冬への空気の移ろいの余韻をトップノートに感じさせるあたり、季節感という特別感が素直に伝わりそうです。昨秋も黒の香りを体感して一瞬夜の星空に包まれたようなゴージャスな気分になりましたが、今年もシャンパンゴールドな黄昏時の雰囲気を感じられたら…と、頭の中では一足お先にクリスマス。
漆黒から黄金へ。
昨年末と今年末の使命は違います。
年の節目にこそイマジナティブに、エキサイティングに。
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