香水は高価、とよく言われるがそれは天然香料の希少価値、ならびに天然からヒントを得て単離または合成される香料の希少価値がベースになっているということは、実はあまり知られていない。
現代生活の周囲のあらゆるものが香料によって安全性や快適性が保たれているという事実、これがどこか当たり前になっていて香料の存在を意識していない人も少なくない。一方で、その香料の特性が際立って示される香水の存在意義に抵抗感が示されるケースが、この日本では特に多いことに残念な思いをすることも多々ある。
数多くのファッションブランドが香りのイメージ訴求価値をふまえてユニークなフレグランスを創出している。とりわけシャネル、エルメス、ジバンシィなどはその筆頭に挙げられると思う。
ジバンシィは数年前から天然香料の希少価値とその香りの豊かさをクローズアップ。今年も2010年に収穫して得られたイランイラン、ローズ、ジャスミンを活かしたブランドを代表するプレミアムを提案している。
ジバンシィ プレミアム フレグランス2010をご覧いただくと、約20年前にデビューしたアマリージュをはじめ、近年のヒット作ヴェリィ イレジスティブル、アンジュ デーモンの計3種のラインナップが限定発売されていることがわかる。
この3種の香りの感想は後日改めて。
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