2011年1月1日。新春のお慶びを申し上げます。毎月恒例「ついたちのフレグランス紹介」を、今回は香りの専門誌"PARFUM"156号と日本メナード化粧品株式会社のWebページを参考に記します。
2010年12月21日に日本メナード化粧品株式会社から発売されたばかりのフレグランスは、"AUTHENT EAU DE PARFUM" (オーセント オーデパルファム)。2008年、メナード創業50周年の前年に、肌の起源に働きかける種子の研究から誕生したオーセントクリーム(スキンケア商品)には、美しさのために香りがもたらす幸福感も重視されており、今回はその香りがクローズアップされた商品が生まれたということになります。
私はオーセントクリームを試させていただいたとき、まずそのふわりと拡がった優雅な香りにうっとりとしたことをよく憶えています。女性にとって「うっとり」できる時間があることは必須。「うっとり」とはまさに美を感じる幸福な瞬間なのです。デリケートな皮膚に働きかけるスキンケアにこそ、こうした香りはやはり大切と改めて実感したのでした。
2009年のお正月に、女優岩下志麻さん出演、背景に日本画家田渕俊夫氏の襖絵という印象的なテレビCMを見た私は、知人であるメナード広報の方にその襖絵のことを確認しました。やはり京都の智積院の襖絵でした。今もわすれられません。そのCM映像の最後にオーセントクリームのパッケージが映ったのです。視覚的な印象とともに余韻として残っていた香りがフレグランスになったことを嬉しく思います。
2011年、幸福感に包まれる時を過ごせますように。
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