チョコレート好きの私にとって、これから約1ヶ月という期間、日本では華やかなチョコギフトの広告からあれこれ想像するのが楽しみです。
魅力はなんと言ってもカカオの香り。甘い香り、という表現もありますが、あの独特のほろ苦さが実際の味覚上の甘さをひきたてていると思います。
「チョコレートの甘い香り展」。そんなタイムリーな展覧会が、静岡県の磐田市香りの博物館で現在(~4/3まで)開催中です。
…チョコレートの歴史は紀元前にさかのぼり、古代メキシコでは原料カカオが「神様の食べ物」と言われ、古くから不老長寿の薬として使われていた…展覧会内容の冒頭にこんなふうに記されていますが…この媚薬のような魅力、すでに大昔から人は気付いていたということですね。
日本ではチョコレートギフトといえば2月のバレンタインデーが有名ですが、私には3月~春先という印象があります。ちょうどパリにステイしていた時期が3月で、復活祭(Pâques)向けの卵形や動物形のチョコレートがショーウィンドウを飾っていたのを毎日眺めていました。お店からこぼれてくる甘い香りの誘惑から、眺めるだけではガマンできず、ある日友人とお店へ。そこで頂いた温かいショコラの美味しさが今も忘れられないのです。
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