メイプルシロップ100%のシュガー。
メイプルシュガー、と英仏二言語表記です。
カナダでは英語とフランス語の両方が公用語。
たとえば、モントリオールは二文化併用のめずらしい都市で
二言語が日常生活でほぼ対等に共存するそうです。
(『フランス語のはなし』ジャン=ブノワ・ナドー&ジュリー・バーロウ 著
立花英裕 監修 中尾ゆかり 訳 大修館書店 2008年刊 より)
私もかつて大学でカナダ人教授のフランス語講義を受けました。
今思い起こすと…独特の発音をされる先生でしたが
それはカナダに残された昔の伝統的なフランス語の片鱗だったのかも
しれません。
この、カエデのかたちの固形メイプルシュガーは
そのままキャンディとしていただいても美味しいのは勿論ですが
野菜や肉の煮物をつくるときにも使ったことがあり
その上品な仕上がりに感激したことを憶えています。
樹液ならではのコクのある風味。
寒い地域の人が発見した自然からの恵み。
ふうっと優しく鼻にぬける香りは
どことなく滋養を感じさせます。
ミネラルも豊富とか。
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