2013年7月15日月曜日

Lemongrass ・Aroma for well-being


Lemongrass
07/14/13 07:48:56
By: Dr. Chandra Shekhar Gupta


猛暑で厳しい日々を過ごす人にとっても
このレモングラスは
タイムリーな快適性を提供してくれる。

まずその香り。
鮮烈なレモンを感じることから
爽やかさという親しみを持てる人も多い。
そして草のグリーンでビターなインパクト、
甘いような辛いようなシャープな余韻。

今年6月に私が専門学校で指導したエアフレッシュナー制作でも
学生がブレンドしたいと希望した精油のトップが
このレモングラスだった。
結果、彼らが疲れて帰宅した空間の居心地が良くなったり
蚊が侵入してこなかったり
さわやかな気分で勉強に集中できたり…
と喜びの声がレポートにたくさん書かれていた。

こういうことは
いわゆる「病気の治療」という範疇には入らない。
少しでも
不快な状態を心地良い状態に
心身を「良い状態」すなわち"well being"にするために
「心地良く感じる香り=アロマ」を用いる手法となる。

アロマテラピー、
というと「治療」だから
嫌いなにおいでも効くから我慢して使う、
というものだと解釈されている方もいらっしゃるが
それならわざわざアロマ「芳香」という必要はないだろう。
ただ効くから使うだけなら「植物療法」と呼べばいいのだから。

そもそも「治療」とは
医師免許をもつ人にしかできない行為である。

レモングラスは
そのさわやかな香りで気分をリフレッシュさせながら
殺菌効果も感じさせてくれる。
なぜならば、
猛暑の時期、数日自宅を締め切って外出すると大抵
帰宅直後にこもった不快なにおいを感じていたが
レモングラス精油を垂らしたトレイを数カ所室内においていくと
断然空気の質が違っていた。
そして何より嬉しいのは、
蚊が嫌がるにおいであること。
夏に元気をくれるスパイシーなタイ料理にも使われる。
レモングラス精油で作ったバスソルトで入浴すると
暑さで疲れた身体が筋肉からリフレッシュするように感じる。

この記事の冒頭で紹介した
Dr. Chandra Shekhar Guptaによる英文記事には
もっと具体的にレモングラスの使われ方が書かれている。

最近では日本でも九州でレモングラス栽培が本格的に
行われている。このことは専門誌「アロマトピア」2009,5月にも詳しく記されている。
高温多湿の猛暑を乗り越えるためにも
この植物の香りはさらに親しまれ、活用されていくことだろう。

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