引き続き" VOTRE BEAUTÉ " 2010,11月号"WORLD BEUTY"記事より。
ブロンドとブルーの瞳、透きとおるようにきめ細やかな皮膚を持つフランス人女性の事例。
まず、読後の感想を結論としてひと言。
化粧品先進国フランスは、まるで壊れもののように丁寧な手入れと気遣いを必要とする皮膚と髪の持ち主のための必然だったのかもしれません。
☆髪ときめ細やかな皮膚は光を集めて明るく輝く外観。赤ちゃんのように細く柔らかい髪質。一方これらはまるで"FRA-GILE"(壊れもの)!温度変化に過敏に反応する皮膚は赤みが出やすく、十分なケアがないとたちまちしおれ…髪もケアがなければみごとにヴォリュームを失い、精彩を失ってしまう。☆
この特徴の記述のすぐ右側に皮膚の保護についての赤文字の文章。
☆確かにカリフォルニア人のような小麦色の外観も必要だけれど、長年の日焼けはうんざりさせる結果「20才でニキビ、30才でシワ、50才で赤ら顔、言うまでもなく褐色のシミと皮膚ガンのリスク」も伴うと皮膚科医はコメント。センシティヴな皮膚のために普段から保湿を心掛け、紫外線防御機能をもつファンデーションやクリームでケアすること。VB.(この雑誌の略称)のおすすめ化粧品がアロエ抽出物配合の乳液状クレンジング剤、SPF15の軽いリキッドファンデーション。☆
光を集める明るい外観を生かすメイクや色選びについては…
☆淡く青みがかった寒色系のパステルカラー、例えば薄紫色、ローズピンク、ストーングレーなどが顔の肌色を明るく見せる。ジュエリーならば銀やアメジストなど。部分的な赤みをカモフラージュするために黄みがかった色のパウダーを使う。ファンデーションとしては透明感を活かすためにリキッドタイプで薄付きの明るいベージュ色のものを。頬紅には、サーモンピンクではなくローズピンク。ブルーの瞳の色を際立たせる為にオレンジ色~茶色系のアイシャドウ。…☆
私はブロンドでも青い瞳でもありませんが、赤みの出やすい似たような皮膚のタイプで髪の色も真っ黒ではなく茶系の細い髪質。ワードローブにあるカラーは白の他、青系、グレー系が多く、アクセサリーも殆どシルバーです。昔パリで買った淡い紫色のニットはよく似合うので今も着ています。
その他、ヘアケアでは髪が細くペタッとしがちな問題を、毛根と頭皮を植物由来のオイル配合のアイテムを使って丁寧にケアすることも書いてありました。私自身もセルフケアでよく行っていることです。入浴の方法についても、温度変化にデリケートなタイプゆえ、ぬるめのお湯のシャワーで優しく洗うことが望ましく、熱い湯のはいったバスタブに入ることは良くないとの記述に私は同感。幼少時から温泉などには長く浸かっていられず皮膚が真っ赤になってしまい、これがまた痛い!半身浴は美容に必須とよく言われますが、こうした皮膚への配慮も考えなくてはならないと改めて感じます。私は入るならばぬるめに短時間ですね。とても読書などできませぬ。よく欧州人はあまり風呂に入らないから不潔であるかのような印象をもたれがちですが、こうした背景とともに、バスタブに浸からなくともシャワーで清潔を保っていることも忘れてはいけないと思います。実際私は行く場所が変わるとき、服だけでなく香りを着替えるために同日に数回シャワーを浴びることもあります。
最後に水質の問題。髪のリンスにビネガー配合のものをという理由に、カルシウム成分の多い水対策という説明もありましたし、特にデリケートな皮膚のメイククレンジングにこうした水を使わないために低刺激の乳液状拭き取りタイプを選ぶという選択。なるほどですね。
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