ピンク。
あらためてこの色と自分との関係性を考える。
週末の某イベントで
ドレスコードが"something pink"と知らされたものの、
見事に「着るもの・身につけるもの」として
私はピンクのものを持っていなかった。
ピンクが嫌いというわけではない。
「香るピンク」は大歓迎。
たとえば昨日の記事で触れたようなピンクの胡蝶蘭、
そしてこちら の写真のようなダマスクローズの鮮やかなピンク色。
うっすらと開きかけたチューリップのピンクも素敵で
こうしたピンクを眺めていると
目からすでに優しい香りを感じるかのごとく心地よい。
赤やピンクは私の嗅覚や味覚をおおいに刺激する。
でもあえて自分からピンク色の服や身につける小物を買うことがほとんどなかったのは、自分の視覚表現としてあえて選ぶことがなかったというだけかもしれない。自分自身の頬や唇がすでにピンクだから服までピンクにはしない…言うまでもなく自分は女性なのだからさらに女性を強調したくない…というのが正直なところ本音だったかもしれない。
素晴らしい薔薇色の花々の香りでつくられたフレグランスを身につけていることは私にとってはピンクを着ていることでもあった。
見える人だけ見える色。
自分の身体の中では赤い血が流れていて、皮膚を透けてピンクに見えることもしばしば。生き物としてすでにピンクを持っているのだから、持っていない青に魅かれて着たくなるのかも…と自分のワードローブをのぞいて思う。
でも、着るものというのは3次元なので
2次元でみている色だけではなんともいえない。
カタチと色とでイメージ、そして全身にフィットすれば着るだけのこと。
これまでは
着てみたいと思えた
ピンク色のカタチとの出会いがなかっただけなのだろうと開き直る。
昨日は意識してみたおかげでハッピーなことに出逢えた。
さて、今日。
PINKという直球なネーミングのフレグランスを見つけた。
New Fragrances
Victoria's Secret Pink Vacay
02/14/14 00:17:09
By: Sandra Raičević Petrović
Victoria's Secret はアメリカ西海岸、カリフォルニア洲サンフランシスコ生まれのブランドだと知ると、このピンクにリゾートの甘く解放的な香りを想像する。
こんな空気の中でピンクはごく自然に老若男女に似合うのかもしれない。
ピンク、といっても
10人に聞けば皆同じ色をイメージするとは思えない。
明後日のイベントで、どんなピンクに出逢えるのか楽しみでもある。
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