世界らん展日本大賞2014は2/15からにも書いて楽しみにしていたらん展。
最終日の今日、鑑賞。
まずはヴィジュアルで印象的なものを記録。
受賞作の中でも
ひときわ目が吸い込まれるような色をたたえていたコチラ。
ピンクから紫色への絶妙なグラデーション。
白に淡い紫色がにじみ絵のように。
一花ごとにすべて模様が違うのです。
貴婦人の微笑のごとく端正なかたち。
わずかな紫色がアクセントで純白をひきたてています。
まぶしい光のようなサンシャインイエロー。
一つひとつが確かに優雅な蘭。
まるで昆虫?
いまにも飛び交う虫を迎え入れようとするかのように
エロティックな存在感。
フラワーアーティストMassa Makagawa さんの作品、
「Birth of the Life」。
まさしく花の生の軌跡を記す
露出した根の曲線と、血脈が映し出されたような花びら。
混沌とした大地から生まれるパワーを感じました。
花だけではなく
葉も蕾も根も独特の線を描き
見るものを飽きさせることはありません。
会場を一巡すると
うっすらと漂う香りにこころも和みます。
次は香りをテーマに綴ります。
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