上越新幹線車内で『トランヴェール』1月号に遭遇。
「みつけた! ご当地スイーツ」のページに
子供の頃に大好きだった郷里の銘菓『おわら玉天』(元祖)。
同行者が食べてみたいというので買ってみました。
外見はスクエアキューブの厚焼き卵。
黄身がほんのり香ばしく焼けた薄皮の中身は
まさに淡雪のようにプルンと柔らかなフレッシュメレンゲ。
デリケートな卵白の香りが
まるで淡雪のごとく口の中に。
年末、フランス男性と結婚して20年以上在仏という友人に
「和製メレンゲのようなもの」といって
卵白と寒天と砂糖でサクッとした口当たりにつくられた焼菓子を
お土産にしたばかりでした。
このタイプのお菓子としては
『月世界』もありましたが、これが和製メレンゲであるとすれば
『おわら玉天』はフレッシュな半生タイプのメレンゲ。
ほのかな卵の香りを上品なアロマとして美味しく頂けるのは
「おわら玉天本舗 八尾の菓子職人シリーズ」にも語られているように、作り手の細やかな配慮のおかげなのでしょう。
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