1月。新雪の白さがまだ脳裏に残像としてあるうちに、と
鮮やかな赤いいちご。
とちおとめ。
明るくみずみずしい赤。
白に映えるこのような赤いいちごを目にすると
必ず回想するのが
『枕草子』の「あてなるもの(気品のある美しいもの)」の一節。
梅の花にふりかかった雪や、いちごを食べるかわいらしい幼児が
「あてなるもの」として挙げられています。
その香りも
色の鮮やかさに匹敵する芳しさ。
やわらかい口当たりとともに
鮮烈に香ったかと思うと甘くやさしい余韻へ。
こんな記事も書いていたことを回想。
イチゴの香り〜 ロシアのお茶〜 "Miss Dior Cherie"
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