講義のために、ビジュアル資料をお借りしました。
その一式の佇まいが
あまりに荘厳で気品に満ちていたので
思わず写真に記録。
黒の表紙を開くと
中には明瞭なフランス語で
シャネル自身の言葉とともに
この香りの背景に流れる物語がしずかに綴られています。
冊子中ほどに現れたのが黄金のミニブック。
" Mademoiselle Chanel à Venise "
(ヴェネチアのマドモアゼル シャネル)
と表紙に刻まれています。
この黄金の表紙をめくると
最初にこう書いてありました。
" Il n' y a pas plus joli qu' une topaze, cette eau dorée "
Gabrielle Chanel
(トパーズほど美しいものはない。まるで金色の水のよう。)
ガブリエル シャネル
トパーズは今月、11月の誕生石です。
11月生まれの私にとって
何よりのプレゼントのような素敵な言葉。
黒に映える黄金。
黄金に映える黒。
流れる明瞭なフランス語。写真。
香りの美を
ここまで研ぎ澄ませた表現と言葉の数々で伝える情熱に
まさにシャネルそのものを感じました。
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