2012年11月8日木曜日

表参道の「蒼の時」とクリスマスの香り

夕刻17:30、表参道にて
日は落ちたもののまだ漆黒の夜ではない…黄昏どきの「蒼の時」
心にうっすらと柔らかなヴェールが降りてきて
やさしくつつまれるような気分…


フランス老舗・ゲランのフレグランスで
ちょうど100年前の1912年に発売された
"L'HEURE BLEUE"(ルールブルー)の意味もまさに「蒼の時」。
バニラやブルガリアンローズ、
ヘリオトロープ、サンダルウッド、ムスク…
などが巧みに調香されたという柔らかな香りを想像。

ふと手元から香ってきたのは
先ほどニールズヤードレメディーズ表参道店でいただいた
ナチュラルフレグランス新作の香り。


イエス・キリスト生誕時に
この世で最も貴重な三つのものが捧げられたというエピソードは
新約聖書にも記されていますが、その一つであるフランキンセンス。
そして古代から広く長らく「香りの女王」として愛されてきたローズ。
二つの貴重な天然香料が活かされたナチュラルフレグランス。
厳かな気分を呼ばれました。
吹き付けていただいた試香紙を
読みかけの本に挟み
心を鎮めたいときに開きたいと思います。

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