7月14日。
日本人にとってはごく普通の土曜日ではあるが、毎年この時期にパリ在住の友人にメールを送ると、必ず革命記念日のお祭りや花火の盛大さの話題になる。
7月14日 フランス革命記念日
1789年といえば今から223年前。
私はちょうどフランス革命から200年目に
外国語学部フランス語学科を卒業した。
思えば、高校で世界史を学ぶ中で私にとってその革命の多さから最もインパクトのあった国がフランスであったし、幼少期に聴かされた祖母のヨーロッパ旅行の話の中でもフランスは圧倒的に印象に残る国だった。
ちょうど今日、この秋から初めてフランス語を学ぼうとする学生に提供する講義プランを考えている。発音、文法、数字でつまづく学生も多いこの言語。異質な音の世界、文法にも数字にもフランス人特有の考え方が根深く存在するから、日本人の理屈は一旦傍において取り組んでほしいもの。
毎回一つでも、「聴いてわかり、自分でも言えるフランス語」を増やしてもらうには、この国特有のものの考え方に飽くなき興味をもってもらうことも大切だなと思う。
せめて数字では
1789(mille sept cent quatre-vingt-neuf)
7月14日(Le quatorze Juillet)
は、聴いたらわかるように…と思う。
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