東京美術学校から東京藝術大学へ 。
チケットに使用されている絵画は、明治25年、黒田清輝による作品。彼は法律を学ぶためにフランスに留学したものの、現地でヨーロッパ絵画を学ぶようになったという。私も語学習得のために短期留学したものの、ほとんどは街の散策と美術館巡りに明け暮れ、結果日本ではデザインの会社に就職。フランスから何を感じたのか、共感できるところがきっとありそうだ。
絵画を眺め自由に五感で感じる時間が好きで、美術館に行くと時を忘れる。
今回は、藝大で今も続く「卒業制作」であるという自画像13点が、展示されているというのも興味深い。作者は自画像を描きながら色々なことを感じたはずであり、その心象との出逢いが楽しみでもある。
こうした展覧会がホテルの一角で行われるのは嬉しい。
ゆっくりと余韻に浸る空間もすぐ確保できそうで。
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