私は、こんなに素敵なアジサイの姿を初めてみた。
完全に開花したアジサイより
ひとつひとつの萼からささやくように開き始める陰影たっぷりの姿。
あえて近くから、光がさほど多く入らない角度からの撮影で見えたもの。
近くから眺めた視界にはこんな小さな命もいた。
テントウムシのこども。
はっぱごと風にゆられていた。
息子が2~3歳の頃、新緑の季節には毎朝散歩のたびにこのアジサイの葉を見つけては、「アジサイさん。アジサイさん。」と指さしていた。私がそう教えたのかどうかすっかり忘れてしまったが、彼は咲いてしまったアジサイよりも「準備中」のアジサイが好きだったようだ。その可愛らしい声は今も忘れない。なんだかこの写真のおチビなテントウムシに面影を重ねてしまう。
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