2012年6月8日金曜日

嗅覚意識の効用

集中して仕事をしていると数時間などあっという間に過ぎてしまう。いわゆるお昼ご飯を食べる時間帯とされるタイミングを過ぎてしまうこと多々。

空腹を明確に意識するギリギリまで仕事をすすめてしまう。水は飲む。でも望んでもいない甘すぎるお菓子でごまかしたりせず、ある程度区切りがつくまで仕事をすすめ、自宅にいる場合は自分で料理したものを出来たものからいただく。そうすると、そんなにたくさん食べなくても満足できることに気付く。

必要なだけ食べる。身体が要らないものは食べない。

こうした食事の感覚。嗅覚を強く意識する生活の中で鋭くなってきた気がする。科学的根拠は?と言われてしまえば証明するのは難しいが、脳の中で嗅覚情報に直結する大脳辺縁系が生命維持のために働き、食欲などの中枢にもなっていることを学ぶと「気のせい」だけであるとは言い難くなってくる。

食べ方については、量だけではなく質に関しても改めて発見したことがある。

不自然に甘過ぎるもの、塩辛過ぎるもの、油分が多いものは避けてしまう。
そういうものを口にしてしまったときは非常に身体に負担を感じ、疲れる。

甘いお菓子は確かに美味しいものなのだろうが、私にはほんの少しで十分。フルーツであればそのままでも十分に甘く感じる。豆腐なんて丁寧につくられたものならばそのままでも豆の香りとともに美味しく食べられるし、味噌汁は昆布や鰹等ダシをきかせれば塩分はほどほどで十分。結局、精製された砂糖、塩、油をいとも簡単に摂取できるということの危機感を自分の本能から教えてもらっているような気がする。同じ理由からアルコールも気分がちょっと高揚する程度で十分。

もちろん、身体の状態によって必要量が変わることも実感している。エネルギー消費が激しい日はいつもより多く食べたくなる。女性であれば月経周期によって違うことは明らか。本能感覚に敏感になるためにも、視覚や聴覚以外にもっと嗅覚を意識し、鍛えることが大切と実感し、こうしたことこそが理想的な体型や体調づくりに必要なのではないかと思う。



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