百貨店それぞれ、香水の扱い方が違う。
百貨店の化粧品売場、といえば昔のイメージでは
色々な香水の匂いが混濁していて…と思い起こす人も多かった。
でも、先日訪れたJR大阪駅直結・三越伊勢丹は違っていた。
いわゆる化粧品の集まったフロアの空気はさほど「香水」濃度は高くない。
確かにブランドごとのカウンターを訪れるとそれぞれの香水は置いてある。
あくまでもこのフロアは、多種多様なスキンケアからメイクのための化粧品、もちろん香水も含むが総合的な女性のための「化粧品」としてのエリアであり、余裕のある空間と整然としたディスプレイが風通しよく眺められた。
さらに下に降りると、
「花・フレグランス・傘…」
と記されたフロア。
必ずしも化粧品を扱っているわけではないブランドも含めて、様々なブランドの最新香水が陳列。その一方には花。ずいぶんリッチな空間。カップルでギフトを選んでいる客もチラホラ見られ、こうしたニーズには応えているなと思う。
これまで百貨店で香水といえば、化粧品売場の中か、婦人服飾雑貨売場のゴチャゴチャした迷路のような空間をぬうように探していたのに、こちらではこんなに見晴らしよくて嬉しい。
なんとこの百貨店では、バッグと靴のためのフロアもある。
その下がようやく食料品。
女性のために幾重にもフロア数が重ねられたその上…8階だったろうか。完璧に男性のためのフロアがあった。服はもちろん、化粧品もフレグランス、雑貨も、男性好みのワインや珈琲、チョコレートも…。
かなり贅沢な空間は魅力。売場面積あたりの売上では苦戦しているかもしれない。でも大人にとっては嬉しい。肝心の品揃えはまだまだ工夫の余地ありかなと感じたものの、大阪に来た時にはまた寄ってみようと思う。
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