2012年6月28日木曜日

緑になる前の白…変化を予感させる存在感

一週間に
魅かれて撮影。




生い茂った濃い緑の中にあってひときわ白っぽく繊細な存在感。

この有機的な形から私が想像したのは

…緑の中にたたずむ透かし柄の服を着た女性
…肉眼では見えない、物質の分子構造
…小さないきもの(例えば虫たち)の住居

一週間前には白っぽく見えたものが
今みると緑の前兆を思わせる。

背景あっての見え方。
まるい蕾のようなものが開くのかどうかもわからない。
でもただの白ではなく、変化の予兆たっぷりの存在感。
こんなイメージを香りで表現できたら面白い。

考えてみれば、白は柔軟なカラーである。
透かし、映し、染められる。
刻々と流れる時間の経過によって
いかようにも明度は変わる。
そして、暗いところではひときわ目立つ。
少なくとも人の眼には。

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